民主「党議拘束見直し勉強会」に賛成。

By | 2005/08/04

民主党の有志議員が党議拘束の見直しに関する勉強会を設立するといいます。(日経)議員立法の提出にも会派の事前承認が必要…って、議員は「代議士」であるということを忘れているような気が。

党議拘束に反して投票した議員を「造反」と煽るメディアの問題もありますけども、私たちは私たちの意見の代弁者を選ぶのであって、本当はその政党のイデオロギーに投票する訳ではないのだけど、なんでも党議拘束ということでは、代議士の替わりにその政党への投票権のみを与えて、議事進行は幹事長や各部会代表者でやっていただければ、国会議員なんて720人も要らず、100人くらいで済む。無料パスもいらなけりゃ、公用車などの費用も大分と削減できる。1200人の公認秘書が失職することになるけど、それで大凡360億くらいの経費削減が出来るわけ。なのに粛々と党議拘束。

そんなのは意味がないわけで、党内にも右派や左派、中立派が居ても良いはずだ。日本の政治の考え方が「自民、民主、公明、共産、社民」の5つに完全に分類される訳じゃ無し。可能であれば選挙区内で代議員予備選なんかすれば、もっと民主的だと思うしね。ただ、その代議士候補の「立つ点」がどこか見極めなきゃならなくなるから、有権者にとってはもっと考える必要は増えるけど、それは当然のことだと思う。

この動きが大きな流れに育ってくれればと願っています。

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