Avalanche alert: 更に民-自差が開く@毎日

By | 2009/08/28

明日の毎日新聞。
26,27日の世論調査結果を発表。
小選挙区:民主46-23自民。(1週前 民主39-25自民)
比例代表:民主44-21自民。(1週前 民主41-21自民)。
  (比例は他 公7, 共5, み2, 社1, 国1, 日1)

※しかし日本のこの種の調査では誤差を示さないのは何故だろう?

共同通信(26,27日対15,16日)
小選挙区:民主36.0(+1.9), 自民22.6(+3.8)
比例代表:民主35.9(+3.3), 自民17.9(+1.4)

この状況では朝日が23-25日の世論調査から、民主が近畿・九州で候補者不足に陥る可能性を指摘したことが現実のものになる可能性がある。まさに「雪崩注意報」だと思う。

基本的に与党は選挙戦術を現時点で誤ったと言わざるを得ないのかなと。選挙戦に於いて恐怖を与党側が煽るというのは、現実にそこに結果的にせよ導いたのは与党であって、それを転嫁しているようにしか見えないから。実際、アメリカでもオバマーマケインの争いでも同じような半ば誹謗があって、この世の終わりだ、なんて言う人もいたけれど、まだ残念ながら世の中は終わってはいない訳で。

ある意味、前回の衆院選で、郵政民営化の問題点をどのように指摘しても、荒唐無稽にしか見えなかったことと同じであると思う。ただ、地方切り捨て施策に実際にはなったし、地方の郵便局はコンビニになって便利になるなんてことも、ほとんど無かったし。資産は実際切り売りされていて、財政投融資に使いにくくなりました。まあ投融資に使っても、概ね公共事業とか国債に行ってたのもどうかとは思いますけどね。

で、今回の選挙に話を戻すと、小選挙区はまあ、そういう選択肢しかないので、1位・2位の予想候補からどちらを選択するか、というのが「キャスチングボードな有権者」の選択肢になるのだけれど、比例代表はそうじゃないので。

比例代表で死票が出ることを危惧する人は
よりリベラル→新党日本・社民・(共闘していないが共産)
より保守的→大地・国民新党・(共闘していないがみんなの党)
という選択肢も考えていいんじゃないかと思うんだけど、そういう人がどれだけいるのだろうか、と思ったりするのだけど。

与党な人は自民か公明(あるいは改革)しか選択肢がない訳だけど。
まあそういう考え方もありかなと思ってみたり。

どうなるかは皆さんの一票の累積で決まる訳ですので…
なんてことを考えた木曜日でした。

あと2日。

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