バスケット業界の「伝言ゲーム」の酷さの一端。

By | 2014/07/06

実際、この業界って、いろんな噂が飛び交っていて、それが正しいのかどうか悩むことがあって。
で、裏取りをしてみると、いろんな「薬味」どころか「カレー味」や場合によっては調理方法や、材料まで違うことがあって、
それがどこから来ているのかなあ、と悩むことがあります。
ああ、それが例え当方のような「1ファン」に来る話であっても。

以下は例え話ということにしてください。

ある日、こんな話がとびこんできました。
「とあるチームがリーグを転籍したいと言ってて、そのために新規参入チームの検討のし直しに入ってる」

ほんとかねえ、と思って、裏取りをしました。
そうするとこんな話が返ってきました。

「『そのような考え方なら、リーグを変わることを考えても良いかもしれない』と言ったチームに対し、実際にもう一つから変わりたいのか聞かれたので、『非常に好条件の特例なら替わっても良い』(とファンである自分が考えても、普通考えればあり得ない条件を提示して)述べたらしい」ということはほぼ正確であることが分かりました。
つまり、「替わることで失う物を補ってくれるのであれば考えても良い」レベルの話だったようなのですね。

ところがそれが、とあるチームからは
「本格的にそのチームが転籍を検討しているらしい」(←違いますよね)

そしてそれを聞いたファンはブログにこう書きます
「そのチームがそっちのリーグでは経営が危ないから、もう一つに替わりたいと逃げ出したがっている。前者のリーグではプロチームは破綻する」(←もちろん楽ではどこもありませんが、事実とは違います

そんなことが結構あります。
どちらとは書きませんが、リーグの要職に有る方ですら、この種の自己に都合の良い勘違いをして、他のチームに端折って伝達をする。
さらにそこから自分の都合良いように現状を認識(=誤認識)してしまう。

こういうことがあまりにも多いといいます。
先日サプライヤー筋の方からもそういう声を聞きました。

もうちょっと業界全体が真摯にならないと、(そうではないチームは結構ありますが)業界全体が「こんな考え方」だと思われてしまう。
それは改めないといけないんじゃないかなあと。

勿論強いリーダーシップは必要で、そのために多少の無理を言うのは仕方ないかも知れません。
でもそれは行動と未達の場合の責任を負ってこそです。
そして未達を詫びることも必要ではないかと思います。
そんな風に業界が真摯な方向に向かってくれないかなあと思っています。

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