いま、バスケットボール業界に思うこと

By | 2015/03/02

最近、いろいろと耳に入ってくることが多いので、FIBA・タスクフォースがやろうとしていることもありますが、今、業界に(ファンを含め)かかわっている人がやらないといけないんじゃないかなあ、と思うことをつらつらと書いてみます。

勿論参考にしていただいても、されなくても結構ですが、多分そういう考え方でいかないと、外から関心を呼んでも、内側がぐちゃぐちゃで、また同じことになるような気がする、と思いましたので。

3点ほど思いついたことを恐縮ながら。

1)その人や組織で判断するのではなく、その人や組織がした「行為」について判断すること。

正直、いろいろ問題はありますが、何をどうすべきか、ということがあっても、「あの人ではなあ」「あの組織ではなあ」のような先入観があっては、うまくいくこともダメになりそうな気がします。

少なくとも、あの行為はどうだったか、ということで考えて、それをその人全体をそう見るということをやめないといけません。行為の是非を問う必要があります。そうすれば「やり直し」ができる機会も増えて、結果的により多くの人が絡んで、お金も多く回ります。

組織がなあ、というのはわかりますが、そうであれば、何がそれを阻害しているのか、どの構造を問うのが肝要であって、特定の人物や枠組み全体を単純に否定すべきではないように思います。

2)行為の評価と同時に、過去の再評価を行うこと。

例えば、何かの行為があって、許せないというのも理解できます。ただ、その行為の背景にあるものを考えてみればいいと思います。本当にその人の考えで行ったのか、あるいは、だれかの関係でそうせざるを得なかったのか。

また、その背景事象が、あなたの考えも及ばないところにあるのかもしれません。そこを少し考えてみましょう。

その上で、過去あったことの再評価を行う、というのも一つの手法です。本当に誰が(というのではなくその人のどのような考え方や行動の選択方法が)問題だったのか、ということです。

3)その組織はそんなに大きな組織で、権威のあるものですか?

なぜか協会の関係の方は、協会を大きく見積もり過ぎです。確かに協会には60万人の登録者がいるのかもしれません。しかし、その9割は高校生とそれより下の層です。18の春を過ぎれば、その1割しか登録しません。なぜでしょう?

しかも国協会の予算規模は60万人もいながら「わずか15億円」です。なぜスポンサーが取れないのでしょう。なぜ60万人もいるのに、収益的にできないのでしょう。たった6-7店舗のコンビニの店舗の売り上げ規模しかないのです。

ましてや県協会も。

ただ、60万人が方向性として一丸となることができれば、もっと良いマーケティングができる筈でもあります。

まず、今の都道府県ではなく、国協会も、その60万の登録競技者数を活かしておらず、かつ小さな規模を「誇っている」状態であることを認識したうえで、どうすれば市場が大きくなるかを考えるべきです。

そしてその予算規模で地域協会がいろいろできるのもボランタリーな方々が多いおかげ。でもそれに賃金が払えれば、もっといいですよね? なのに権威だけ誇示される話も聞こえます。そしてそんな小さな「予算」の中で派閥化する。気に入る、気に入らないの話を、するかどうかに全て置き換える。

そうではなく、どうやればより多くの人が神輿を担げるのか、そういう方向に認識を改める時期のような気がします。