独特な選挙運動。でも触法?@沖縄

By | 2004/06/04

沖縄は今、県会議員選挙戦まっただ中。今週末に投票がありますので、各陣営とも力が入っているようです。

この地域の選挙戦で気になるのは2点あって、1つは名前の姓か名をかなにするってことは本土でも多いのですが、カタカナのケースが非常に多いこと。なんでかはよく知らないんですけど。

後もう一つは写真の光景。辻に支援者が立って「名前の書かれた幟」を持って手を振っている。すごい陣営は20人以上が1つの交差点で幟を振っていたりします。でも実はこれは公職選挙法違反です。(公職選挙法142文書図画の配布及び143条文書図画の掲示で、候補者名が入っている場合、認められた幟(証紙貼付)以外、このような使用は出来ない)

そのため、少なくとも阪神間の選挙では、この種の幟については掲示する場合「候補者のイメージカラー」一色か、候補者名のない後援会名などののぼりであるのが通常です。まあ、この候補だけでなく、ほぼ全党の推薦候補が違反しているのでしようがないとも…。

ちなみに候補と帯同しているのぼりの下には「後援会」の文字がないのも面白いです。

#非常に余談ですが、実は選挙事務所から外から明らかに見えることを目的に、候補者のポスターを掲示することも公職選挙法違反なのですが、実際にはこれを守っている候補は極めて少ないのが現状です。ということは年金支払い義務なんていうコンプライアンス(法令遵守)を問題にしている方は、もちろんお守りなのでしょうね?と、現在国会で進行中の茶番をひややかに見つめてしまいます。

#でも審議途中で強行採決ってのは、仁義がないね>小泉さん。

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2 thoughts on “独特な選挙運動。でも触法?@沖縄

  1. akaemon

    多分・・・国会議員にコンプライアンスなんて無いんでしょうね。恐らく、六法全書っつーか、交通規則も知らないと思う。
    小泉さんは仁義も知らないんでしょうね。。。

  2. wolfy

    企業には異常なまでの法令遵守求めて、三菱自動車問題でも、放り投げ、みたいな発言される閣僚がいらっしゃいましたね。
    でもその背後には従業員の生活がある訳で。
    佐世保の事件と一緒の根があるんでしょうね。
    「深くを考えず、表層的なキャッチーな部分に重きをおいて考え、事に走る」という点で。
    じゃあ、日本の民主主義は「11歳」なんでしょうか、ってことで。

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