阪神はW保護地域を笑えない。

By | 2004/06/24

本日発売の西日本スポーツの合併関連コラムによると、BW, Buの合併後、ダブル・フランチャイズを求めている問題で、自分の権益を損ねると反対している阪神タイガースについて、実は「保護地域」が2府県にまたがっている点を指摘しています。

実はプロ野球機構への登録上、本拠地は甲子園球場であるため、保護地域は兵庫県となのですが、その起点(ターミナル)を「大阪駅」としているというのです。驚くべき点は「阪神・梅田駅」ではなく、「(現)JR・大阪駅」である点です。

自分の権益に執着している様が見て取れます。
そして自分自身はもちろん、他球団もそれにはクレームをしていないのです。

もし大阪ドームが当初計画のあった1つ、大阪駅前に出来ていれば、保護地域を理由にフランチャイズにできた、ということでもあります。

(註:保護地域内での本拠地球場の移転が可能であることについては、オリックスが保護地域が兵庫県であることを理由に、西宮から神戸に本拠地を移動したケース、および、近鉄が大阪府で藤井寺から大阪ドームにした例があります。)

阪神は人の事を言えませんな。

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