阪神、更に馬脚。横浜の離脱も…。

By | 2004/07/23

さて、注目の阪神球団・野崎社長と、横浜・ヤクルトとの会談で、当初は「5球団が2リーグで合意」と伝えられていましたが、横浜の峰岸社長は、何がなんでも2リーグというのはと難色を示した上、砂原オーナーにパで新たに合併球団が出た場合、1リーグ移行を検討することで、意思統一していることを明らかにしました(共同)。

また、3球団の会談の内容については実際には、来季の2リーグ制を議論したのみで、ドラフト、FA、交流戦については、各球団の意見を交換したに「留まった」。(共同)とのこと。

さあ、野崎さん。「1リーグにすると利益が減る」ことしか考えていないことが明白になってきましたね。それも、自分自身、5球団はまとまったと述べながらも、横浜が離脱。広島も、2リーグが「理想」とトーンダウン…。

こうなると読売球団・土井社長の「パが持ちこたえられなければ、野球界全体が低落するのではないか」の方が、逆に説得力が出て参りました。

皮肉なものですが、近鉄球団が合併報道以前の命名権問題の際、パ・リーグ理事会上、球団を解散する意図があることを伝えていただけに、パ・リーグも危機管理ができていなかったことが明らかになってしまうなど、本当にここに来て問題噴出の様相。ちなみにライブドアの提案書によると、ライブドアが買収するのは球団の8~6割で、あとは近鉄本社が2割(場合によっては提携企業に変更可)とするなど、全ての赤字をかぶるつもりなんてさらさら無かったことも伝わってきております。

それでも、12球団で存続出来るんでしょうか?

[AD]