KPOキッチン@道頓堀/戎橋

By | 2004/12/19

昨日夜は、戎橋横のKPOキッチンでサッカー観戦仲間と忘年会。マイキーズと期間限定で提携しているので、店の天井にはマネキンが吊されている…妙な感じ。

ビール類飲み放題のセットメニューだったので、ブルワリーが店内にあるもんだから、必然的にそれがメインに。そのためか食べ物類はちょっと不足気味。う~ん、なんともかんとも。おしゃれな感じはいいのかもしれないけど。

風邪薬を飲みながら、2杯ほど頂戴するのは、ほんとは良くないけどね。

味見セットのようなものが1階にあるので(577円)、ここで作っている4種のビールを味見。ピルス(ピルスナー)、ホワイト、エール、スタウトを順に。エールはやっぱり今流行だからか、しっかり作ってます。ピルスナーもすっと入る。特段強いてこれという感じはしないけど、まずまず。

ホワイトは香りが多いんだけど、苦みがどかんと後に来て駄目で勿体ないなぁと。Michaelobとかはこれでスッと入るから好みなんだけどな。昔からのキリンファンにはいいのかな、と言う気も。スタウトは甘くコクが少ないので、それが少し印象を下げる、という感じ。

結構辛口でごめんね(苦笑)。でも、全体としては悪くは無い印象。でもアメリカのローカルビールに較べると…ねぇ。日本のビールってのはまだまだかな。以前のビールに慣れた層の方の商品っていうのも必要なのは分かるんだけどね。

やっぱり酒税法の問題で、発泡酒・雑種②の開発には金かけているけど、ビールは手がかかっていないのかな、と言う気も。日本のビールは実際には旨くないから、消費者が手を引いているだけのような気がする。しっかり製造に手をかけられる税制になれば、もっと楽しめると思うんだけどなぁ。だからサッポロビールさんの主張には半分賛成・半分反対。もっと税を簡素化すべきなんだけど。でも政府は「総収入が減らないように」だけだから。

もっと旨いビールを造れば、その品種だけ酒税が安くなる、とかしてくれないかな。ビール促進税制。だめだろうな…。でもその種の産業促進的な発想がないのがいつも腹立つよね。全くMS-Windowsのような、いつも「パッチ当て」だけではねぇと。

もっとがんばれキリン、と思った土曜の暮れのお話でした。

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