T:チケット売上低迷。

By | 2005/03/20

関西メディアのタイガース偏重、お手盛り報道には正直もう飽きましたけど、Bのオープン戦「871人」を大々的に報じた後、T@Bの7000余、Tの甲子園でのオープン戦が6400人という数字が出てからは、観客数に関して煽り記事が書けなくなった、関西のメディア事情ってのは何をいわんやをや、という感じ。

いや、それ以上に、タイガース自体も危ないということをそろそろ認識する時でもあるのでしょう。タイガース公式サイトに、大阪ドーム開幕シリーズの「残席有」が堂々と記載され、しかも、4/12~14のG@T戦については、イエローシートまで残席がある(さすがにライト指定は埋まっているけど)という状況では、よほど頑張らなければ観客数という点では危険な兆候に火を付ける訳で。

まあ、星野さんの監督時代が異常だったとはいえ、ある意味、長嶋巨人後のデフレ現象と似たところもあって、本質的な部分に手を入れないといけないような気もしてくる状況でも有るわけで。

あと2週間で開幕。開幕すれば解決するのか、と言えば非常に微妙な状況に見えるのですが、メディアを含め野球自体の魅力を伝えることが出来るのか、正念場になりそうな雰囲気です。

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5 thoughts on “T:チケット売上低迷。

  1. ハムぞー

    そんな日も余っているのですが、寡聞にも知りませんでした。そもそも切符の手に入りにくさからも阪神から離れていきましたが、そういうことになってきているとは。

    昨年末阪神球団の人が新聞で「早く日程を決めて欲しい。優勝フィーバーもさめてくるし、年間シートの営業にいけない」と書いて有りましたが、本当だったんですね。
    これからは、「観客増員をどう考えるか」「どれくらいの入場者数を基本に考えるか」球団も難しい舵取りをせまられるようです。

    ただ、昔のようにフラリと当日行っても入場できるようになれば、個人的には嬉しいのですが。

  2. wolfy

    >ハムぞーさん

    さすがに5月までの土曜、日曜のデーゲームは完売に近い状況ですね。
    基本的に球場を満員にするための施策として、MLBで球場を小さくする傾向があるのは、
    1)土日を恒常的に満員にし、入手困難にする
    2)その結果として、平日の入場券を購入する顧客が増え、常時満員に近くなる。
    ということで、タイガースについても(収容人数を小さくすることなしに)同様の傾向になって
    いたのですけどね。年俸が増えてこれでは、いかがなものか、という訳で。
    95年には、ライトスタンドでも半分位の入りだったことを思えば、今は異常なんですけどね、それでも。
    当日券がない状況も可能にしている今の売り方は、禍根を残すかもしれません。

    あ、Tの一番の不人気はB戦です。ライトスタンドでも残席ありますから。

  3. ハムぞー

    >MLBの球場縮小化
    「大きいことはいいことだ」の時代を経て、いろいろ考えているわけですね。
    しかし年俸高騰化の波は、おしよせていたわけで。
    選手側からも将来の選手の為、年俸システム改革について切り出して欲しいものです

    B戦
    平日に組まれてますし、昔からオープン戦に「阪神-阪急定期戦」があり見慣れていることもあり、トラファンにとって新鮮味が少ないカードであるからかもしれません。

  4. wolfy

    阪急ー阪神定期戦って懐かしい響きですね…。
    あのころはでも、アルプススタンドでもお客さん結構入っていましたけども。

    今のTファンのライトスタンドな方のどれだけにその記憶があるのか、という気が
    逆にしてしまうのですよね。

  5. やぎ

    いえ~い。
    これで甲子園にふらっと行って試合が見られるぞ!!

    それがスポーツ観戦の神髄でしょ?

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