B: T戦に見る複雑な感情。

By | 2005/05/25

昨日は4-2でTにほぼ完勝。というより、1回表に点をやっちゃいけないというのはJPの登板時には必須事項で、結果的に乱れず最後まで、7回から握力不足で明らかに球の走りが悪く、制球も乱れているので、ウェイティング&カットで走者をためられなかったのがTの敗因ですね。

まあ、逆を言えば、1回表の後藤の打席の1塁守備と、牧野を登板させて「1点で済んで良かったね」と。四球と安打(北川HR)が逆なら惨状ですよ。

そんなこんなで、ブレーブス時代からのファンとしては、タイガース戦に種々の感情があるのは当然で、直接対決によって好むと好まざるとを関わらず、注目せざるを得なくなるというのが、交流試合の意義なわけで。でもBWの「ブーム」の時ですら、実数ベースの観客動員は瞬間的に逆転したといえ、実際には「Tのセカンドブランド」でしかなかった客層というのを思い出すと、この交流戦にはいろいろな思いがある訳で。

ブレーブスファンからすると、上町対下町チームの戦いで、今の統合されたチームが上町色が薄れたとは言え、平野、早川あたりにその色が見え隠れするチーム。それにTが1949年に裏切ってセリーグに行き、G利権に群がったことをわすれてはいないわけで。それと、T公式辺りを見ていても、Bの現親会社に統合関連で恨みがあるようなレベルの書き込みしか見ないわけだけど、星野仙一さんが監督になるまではファンサービスだっておざなりな球団で、それに歴史を知らず、それにあぐらをかいて、十数年もこの種の交流戦を否定しつづけて日を当ててこなかった(読売のセ偏向報道に同調した)責任というのもみじんもかんじられないのが「浅い」と感じるわけです。

この辺りのファンだと、「決戦・日本シリーズ」という小説を思い出すんですが、ブレーブスファンは強くても日の当たらなかったこのチームが、日の当たるこの機会にしっかりと関西の野球ファンの記憶に刻む成績を残して欲しいと感じずにはおれないわけで、その為にもご無体な試合はして欲しくないわけです。でも村松の8回表の「実質エラー」はちょっとねぇと(^^;。

そんな気持ちがあることを、多数派で「少数には目配せくらいしかくれなかった」皆さんには、この機会に知っていただくと有りがたいと思いますし、正当な評価をしていただければとも感じますね。

今日はT福原-B川越… 見どころは「2時間半以内に試合が終わるか」ですね(苦笑)。どっちに転んでも2,3点で試合が決しそうですが…さて。

オレンジシート15段付近におります。

Link – (れ)日記 決戦・日本シリーズ

[AD]