B 6-6 T : どっちも野球知らないのと思うような…

By | 2005/05/26

試合でしたねぇ…。

レフト、内野上段に異常に空席が目立つ中試合が始まり、荒れ玉の井川から5点を取ってそれっきり淡泊なB打線と、こちらも普段と違う川越を捕まえられないT打線…。H戦とは別チームですか…>T。

まあ、それでもなんだかかんだかでB 5-4 Tまで持ってきて、投手起用を間違えて歌藤起用で塁を埋め、やっぱり出たか後藤の糞エラー…。6-4で5mの送球を2mそらすって天才的というか何というか…。そういえば井川も1塁ベースカバー忘れるなど初歩技術のど忘れが各所に目立つ中、あっさり終わると思ったらブランボーの9回表の「振り遅れ気味ホームラン」で追いつく始末…。

今日特に感じたのは、「飛ばないボール」は一定の反発力までは飛ばないけど、ある程度以上は同じように飛ぶんじゃないかということ。

あと、実は甲子園球場に来るのはTが「準優勝を決めた」Sの胴上げ現場以来ということもあったのですが、相変わらずエンターテイメント性が無い球場で、逆にビジョンが無い方がいいんじゃないかということですかね…。

淡々と騒ぎに来る人のための道具が展開されているような空虚感を感じました。
内容なんてどうでもいいのかなと。

あと、このB戦はTの打者研究には絶好材料かなという気がして。金本、シーツの対応法などを十分に提供している気がするので、その意味ではDが交流戦を「流している」のは、「違う野球」で迷わないようにするための様な気がしてきた試合でもありました。

しかし北川といい、タイムリーエラーの多いことで。

うちもうちで延長に入ってからのチャンスも、11回無死1塁で送りバントすらできず、結果つぶしてしまうし、その後の谷のやる気のなさ気な三振もそこまでして使う必要があるのかわからないし。大西の起用だってなんだかという気がしたし。代打の使い所を誤りまくりで、有る意味どっちも勝ちを譲っていたようにも見えたので、引き分けは妥当かなと。

今日の川越ならH戦であれば3回8失点KOでおかしくないくらい中央に球集まりまくっていましたからね…命拾いという感じです。

逆に加藤が良かったですね。ストレートのびまくりで、ファールに156km/h、空振りで155Km/hを2回計測するなど。ただ久保田対策で終盤スピードガンを5Km/h上乗せしているような見た目の印象はありました(パでは古くは平和台の「ゴセージ効果」と言いますが)ので、実際はどうだったのかなぁという気もしましたが、切れがあったのは見て取れました。甲子園が合ってるんですかね、マウンド。

公式発表は37,451人でしたが、実数は25,000という感じの甲子園でした。

痛手はTの方が大きいでしょうか。だってクローザーの久保田が打たれて Blown Save の上、2回を投げさせられたんですから。うちの抑えた大久保も1回を投げて、連投の疲れかストレートがいまいちでしたが、変化球は良かったですから、まだ繋がったという気はしますね。

[AD]