辛口評論@辛口料理ハチ

By | 2005/07/27

きょうも「♪でーまーちーやーなーぎからー」の特急で帰阪…ところが大阪に着くのが12:00直前、これはチャンス(?)と京橋で乗換え、JRで大阪天満宮で降り「辛口料理ハチ」へ。実は小生、いままで2度来て「売り切れ、定休」とありつけた試しがないのでした。

辛いカレーには実は非常に厳しい小生。辛さの突出だけのカレーは好きではないし、甘ったるいカレーも嫌いと、辛いものが駄目な妻を泣かせています。

12;02に到着。既に10名ほどが行列。20分程過ぎてようやく店内に入ります。

サーブの仕方を見ていますと、ご飯の上に炒めた(炊いたのかも知れない)すじ肉をたっぶり(100~150g位?)乗せ、そこにカレールーを乗せるという次第。テーブルにはこのカレールーのみと、にんじん(生?)が並んでいて乗せ放題。

それくらいのすじ肉が写真のように収まっているので量が多い事は一目瞭然です。
一口目は辛くないです。全く。
というよりはルーだけでは無味に近く感じた小生。
二口目で事態がようやく飲み込めます。
一口目の息が上がってきた時に刺激が上がってくるのです。

つまりこのカレーは「唐辛子辛い」のではなく「胡椒辛い」というべきものなのです。
唐辛子の突出したカレーというのは、正直うまくないのですが、それなりにまとまって胡椒様の辛みが突出しているというのも不思議な感じです。そのせいもあって後口の辛みは口には全く残らないのですが、水を流し込んだ時に感じる風情というのはそれを示しているような気がします。

確かにスジはうまいのですが、小生の皿にはどうも脂が余分に残ってしまっており、それがべとつきます。ルーを2すくい位足してどうにかこうにかと言う感じ。辛さ自体はそれほどではありませんでしたが、カレーを食べた、というよりはカレー風味のスジ丼を食べた印象になってしまいました。この辺がこの店の評価を分けているところだと思います。辛さに関しては異論がたくさんあると思いますが、少なくとも小生にはLEEの40倍の方が辛いと思います。

私自身が辛さの中に旨みも甘みも調和の取れたものが好きなわけで、これは単に突出した「辛さ」と「スジ」というもので、ちょっとターゲットの範囲では残念ながらありません。どちらかというと「気合いを入れる為に食べる」のならいいのでしょう、という感じです。

ということから小生は少々期待していただけに残念でした。
完食7分、900円也。コストパフォーマンスはスジ肉に対しては高い印象があるのですが。

#22:25追記 ちなみにDoblogでのこの店に関する評価は…

・K1郎さん うまから手帖
・M三郎さん Mのランチ
・トニーDさん テキスタ+Plus
があります。

…追記ここまで。

余談ですが、この店の横のコーヒー豆やさんで気になるものがあったので、会社に持って帰りました。

「エスプレッソコーヒー」のLLパックのようなものです。ホットでもアイスでもという謎な代物なのですが…1L3本で1,050円(加糖は砂糖5g/100g程度と上品、無糖もあります)。

これが結構いける。常温で氷入りのカップにぶち込んでも風味が負けていない。結構おすすめ。これに出会えただけでも十分です。

ちなみに作っているのは…

「ジーエスフード」。東大阪市鴻池徳庵町

またローカルでよろしい。
良い見つけものをしました。

#15:22 ジーエスフードのサイトがありましたので、追記します。
 一押し商品じゃないですか(^^)

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