ウィルコム:「私的整理」とXGPを「都心限定でサービスインに変更」。

By | 2009/09/20

ウィルコムに昨日、1000億円の返済期限延長を求め、再生ADR手続きに入る方針、昨夕には、格付投資情報センターが発行体格付けと社債格付けを「BB-」に3段階引き下げを行った上、格下げ方向で見直しを継続(12年6月満期の350億円の公募社債を発行している)、更には今朝、今年10月にサービスイン予定の「WILLCOM CORE XGP」サービスを東名阪限定とする予定を、都心限定に縮小してスタートと方向を転換する見通し、との連日の日経の報道。公式情報はでていない状況ではありますが。

実際、高速無線サービスは大手(N,K)両社ではなく、新規参入業者の高速化チキンレースの様相を呈していて不安な面があったのだけど、これでそうした新規参入組の資本を無視するかのような(「した」訳ではない)設備増強競争には少し制限がかかりそうな気がします。

というか、逆にイーモバイルはほっとしていそうですが、PC100円レースに実はドコモも最近加わっていることがもっと彼らには問題かも知れませんが…。

ただウィルコムなしには、サービス拡大の「速度」は低下していくんでしょうねと。

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