缶のリサイクル事情

By | 2003/12/12

カナダでの11/24の試合、実は「キャンベルスープ」がスポンサーについていて、試合後、このような「チリ」の缶詰をいただきました。「Chunkyシリーズ」は「ミールのように食べられる」ことが売りの、具だくさんをうたったシリーズです。あっためるたけで「お出しできる」のですが、今まで何故か缶切りが必要で、ようやく全面プルトップになり、そのため "Pop, Zap, Eat & Win"というキャンペーンを行っていたりします。

余談はともかく、ついぞやまで日本はペットボトルの「皮」がはがしにくく、切ろうとすると刃物が必要だったりして、某所で「USのは簡単にはがれる」とか書いていると、切り目が入った切れやすい「皮」に次第に変わってきました。
 
しかし、缶となるとまだまだです。カナダは元々北方なので、酸性雨の影響に北欧同様に敏感です。ガソリンに10%のエタノールを入れて売っていたり、4リットルの牛乳が「ビニール袋入りで」販売されていたりするのも、その一端でしょう。
 
で、缶なのですが、ご覧のようにいとも簡単にはがれてしまいます。数点をはがせる糊でくっつけているだけ。しかも裏面に「2缶で$1引き」のクーポン付で、ラベルをはがすような工夫もされています。
 
こういうところは訴訟社会であるということもあるのでしょうが、まだ日本では対応が遅く、分別の手間をかけさせているのと比較すると「違い」を感じます。(でもリサイクル率は日本の方が上ですが)
 
ただ食用油の処理を聞くと「水道に流す」と言われるのはいかがなものかと思いますけどね…。

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