フジ:「プライド」

By | 2004/01/12

今日から始まった話題の「プライド」。アイスホッケーファンの間でも話題になっています。というのも、TVドラマとは別で、現実の日本のホッケーシーンは結構危機的状況だから。
 
長らく6チームで行われていた日本リーグは、古河電工が廃部になり、綱渡り的に日光アイスバックスが設立・運営されています。また、雪印が例の事件で運営が立ちゆかなくなり、1年のみ「札幌ポラリス」として運営されますが、こちらは2001-02シーズンで立ちゆかなくなります。また西武鉄道は系列の不振から、コクドと合併。現在4チームで運営されています。
 
jihl (jihl.jp) のサイトの試合結果などをご覧になればおわかりになると思いますが、実際に試合が行われているのは、TVのような大きいところではなく、関東なら新横浜プリンス等で行われ、観客もせいぜい3桁の上の方というところです。日光はもう少し多いかな? 苫小牧(王子製紙)はいいアリーナがありますけど、そんなに入っていません。
 
こういうアイスホッケーの状況を打開する材料になってくれないか、という期待があるのですが、やはりというかスパイス程度の扱いになってしまっています。期待のほどまでにはならないのではないか、という気がしています。今のところは、ドラマとしては非常に陳腐なラインを進んでいますね。
 

今回は導入ですので、今後は多少大きい扱いになるでしょうが、どうなりますことやら。
 
# 21:53 以下追記
 
なお、ドラマのゲームシーンのリンクは長野のビックハット、他はサントリー東伏見のようですね。また、プチ情報ですが、出演選手の中に、ポラリスの後継として発足した、札幌イーガービーバーズ(来期アジアリーグには参加決定の模様)の2選手が含まれています。

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