匿名性が少数での政治的煽動を招き、本質を隠す。(日韓問題他)

By | 2004/01/15

trackback – つちさん[ネットでの戦争がいまだにおさまらない模様。。。。]
元記事 – 東京新聞「竹島領有権問題 埋まらない溝
 
ニフティの時でもそうだったけど、2chとかでも数名が暴れ回るだけでも十分掲示板を掻き回すことができる。それが多数だと勘違いしてしまうようなシステムに乗っかっている事自体が問題だと思ったりする。
 
それ以上にそれに自分が知らない内に乗っかっている人達が、愚かしい事に双方に対してアンチになりあおり立てる。結局あおり立てた人間は自分の主張が受け入れられ、状況はますます悪くなる。実際、そう流れてきているんじゃないか。
 
そして問題の本質からそらされる。日本は拉致問題、韓国は対日問題が内政の失態を隠すポイントということになるのかな。
 
インターネットも、日本では言論の自由が認められた1950年頃のゼネスト等と同じくらいの成熟度しかないのだろうか、書く方も、読む方も。
 
そろそろ目を覚まさないと。

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3 thoughts on “匿名性が少数での政治的煽動を招き、本質を隠す。(日韓問題他)

  1. Hiyohiyo

    いぁいぁ、大手のマスコミだって、結局は…
    本質的には受け取る側の問題であって、2chというシステムの問題ではないと認識しています。

    受け取り手の能力が低下してきているが故に、システムを批判してなんとかしようという傾向が最近とみに強くなってきている感を受けています…もっと「自分の頭で考える事」をしてくれぇ、と切に願いつつ…

  2. wolfy

    I don’t think so, なんですよね、この点については。個人的な興味からいくつかUSの掲示板なんか出入りしてるんですけど、匿名でないと言えないっていうのは、東アジアに独特の光景じゃないかな、と思います。発言と責任と信頼とか、公の概念が曖昧でないと出来ないことだなぁと思う訳ですね。
    2chのシステムは、固定ハンドルを許すし、それを証明する方法も有るわけだけど、その匿名での「場を外す」衒いのやり方というのは、なんだかなぁと思いますね。

  3. Hiyohiyo

    ふむふむ。

    日本(アジア系?日本以外の実例は知らないので)において匿名での発言が活発であるという点に関しては同意です。よく眺めている slashdot(slashdot.jp / slashdot.org)の匿名発言の差や、匿名発言対策の温度差なんかを見ると特にそう思います。

    匿名での発言がムーブメントを作ってしまっている現状については、匿名掲示板というシステムや、その上で匿名でかき回す人の問題よりは、受け手がより受動になれ過ぎてきてしまってる面の方が強いのではないのかな、と考えています。
    なんか、ナチ台頭時のドイツみたいな雰囲気が感じられてしまってちょっと嫌な気分…

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