24時間スーパーの観察

By | 2004/02/12

会社の近くに24時間スーパーが開業しました。どこの系列かは色を見ればおわかりだと思いますけど省略(苦笑)。値段表示が液晶で、無線で繋がっているため、24時間営業でも決まった時間に価格を変えることが出来たりするシステムを取っているようです。まあ、深夜高くなることはないようなんですけど。

24時間スーパーという業態は、USで深夜に商品を入れ替える際に、人がいて、明かりもついているのだから、商売してはどうか、という単純なところから始まったといいます。実際ナッシュビルなどで深夜に行ったことがありますが、向こうのスーパー特有の高い棚の商品を、脚立に登って入れ替えている店員がいたりします。警備員が一人入り口に立っていて、レジも1レーンしか開いていないことが多いですね。お客さんもちょぼちょぼしかいません。

たまたま夜遅く、近くを通ることがあったので入ってみると、USのそれとは様相が違い、客入りが「ちょっと人の多いスーパー」そのもの。日本の治安は悪くなったといいますが、まだまだその意識は一般には無いことを証明してくれています。

驚くのは、このスーパー内に9:30~22:00まで営業の「歯科医」があること。それも土日も営業です。ついぞやまで昼抜けて歯医者へ行くのは「仕方ないこと」だったのですが、そういう「ゆとり」まで最近の生活は奪いがち。でも、完全にそれを奪っていいのか、ちょっと疑問にも思いますね。便利さと引き替えに何かを失うというような。

1,380円(女性1,280円)で60分食べ放題のお好み焼き(+焼きそば)屋があるんだけど、どれだけの人がチャレンジするんだろう…とか謎な店まで。

時代とはこういう物だなぁ、と実感させられます。

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