「We Love パ」の修辞学。

By | 2004/09/22

レトリックかも知れない。でも、今一度明言させて欲しい。
「We Love パ」ではパ・リーグは絶対救われない。

自分たちが愛しているパリーグって何?
客がすくなく、スタンドを動きながら試合を見ることが出来るリーグ?
自分たちだけのリーグ?
それも、自分たちが愛しているから「助けてくれ」?

冗談じゃない。

救わなきゃいかんのだ。

助けてくれ!と声をあげなきゃいかんのだ。
助けなきゃいかんのなら、まず自分が助けようとせなアカンの違うか。
Saveせにゃならんの違うか?

日本ハムは今年好調だ。でも同じ事は東京ドーム移転の初年にもあった。
フロントは油断していないが、ファンが簡単に油断するものだ。
Jリーグで、毎試合満杯でなくなってから、潮が引くように観客数が減ったのを覚えているか?
大阪ドームでも同じ事が起こった。
札幌でも、コンサドーレで同じ傾向があった。

油断はしてはいかんのだ。
誰かが助けると思えば、誰も助けない。
そして同じ間違いが起こる。

正直、それにあえて題目にあげなかった「We Love パ」。
傷を嘗め合うかのようなフレーズ。
だから嫌悪感すら感じている。

聞きたい。「救うのは誰なんだ?」
続きさえすりゃ、あんたは「おしまい」じゃないだろうな?

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