中国五輪代表、「最終的に2人になった」イタリアに「延長で」敗れる。

By | 2014/07/10

本日のRecord Chinaによると、中国新聞社によるものとして、中国バスケット男子五輪代表チームが、イタリアとの親善試合で、中国は5人のまま、イタリアが最終的に2人になりながら、97-107で敗れたことをとりあげています。

でも、これ、どんなゲームが全く分かりません。
で、調べてみました。


中国の腾讯体育によると、

・当該のイタリア戦は2014年7月7日に開催されたもの。
・イタリア・フランス・スロベニアを招いての7試合を6/29から7/7の間に行ったその最終戦。
・その間の成績は2勝5敗。

・試合のスコアは イタリア107(OT)97中国 (20-23, 43-44, 68-64, 89-89)
・延長に入って中国の3Pは0/8。イタリアは試合を通して3P 20/34。

凰网体育は試合の微博(中国版のツイッターのようなもの)によると

・延長時点でイタリアが(ファウルアウトと選手不足で)4人となり、延長1分で3人に、さらに試合終了1分前で2人となった。

そして、凰网体育のサイトにも掲載されている動画は、本来はイタリアのこのサイトに掲載されているものが元で、それを見る限り

・4Q終わり中国87-89イタリアからのブザービーターの際のスコアボードの左(中国)は5列赤いが、右(イタリア)は4列しか赤くなく、この時点で4人しかコートに居ない。

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・延長、まだ右の選手名の「4列が赤い」状況の(動画の0:50付近)スコアボードでは「89-95」とスコアが出ており、この後「89-97」とイタリアが4人で8-0のランをしていることが分かる。中国はゾーンで守っている。

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・動画の1:05辺りで青いユニフォームのイタリアが3Pを決めて、スコアボードが「93-103」となっている。スコアボードの右の赤い列は3列しかなく、この時点で3人しかコートに立っていないことを示す。

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・凰网体育のサイトに掲載されている残1:51の状況。なお、1PFなのに緑字になっている選手は試合中のけがで出場できなくなったとのことです。

まあ、こういう状況だった訳です。
ビデオを見ても何故中国がゾーンで守っていたのかよくわからないのですが、まあホームでなんでこうなったんだろう、と確かに思います。

なお、FIBAルール(2012)では21条1項にこのような規定があります。

Art. 21 Game lost by default
21.1 Rule
A team shall lose a game by default if, during the game, the team has fewer than two (2) players on the playing court ready to play.
(試合中にそのチームのコートでプレーできる選手が「2名より少なくなった場合」、そのチームは自動的に試合に敗れたものとする)

親善試合だったので、無理から相手をもう一人ファウルアウトにしても仕方なかったのでしょうね。実際残1分51秒の時点でイタリアの3選手のPFは「4,4,2」だったことが分かりますから。