足利銀行一時国有化への、栃木県知事のコメント

By | 2003/11/29

「足利銀行はあと2年半あれば自力で再建できた。」「(破綻状態とした)監査法人に憤りを感じる。」
 
ほう…そうですか。
エンロン事件や、りそな銀行でもあった監査法人の「お手盛り」監査で許されてきただけ。自己資本比率は「マイナス」で破綻じゃないと…。
 
それよりそろそろ「監査法人」を「監査」する必要があるんじゃないかと思う。でもまだましと言われた「朝日監査法人」だって、エンロン事件を招いた米法人と、事件が明るみになるまで白々と提携していたのだから、ある程度その手の回避手段を米法人から得ていたのではないか、と思われる。
 
まあ、その「朝日」もその事件で「お手盛り」仕切れなくなって、「りそな」が一時国有化されることになったわけで。
 
「監査法人の格付け」、そろそろ必要ですな。
 
…でも「監査法人」に「債務超過」と判断され、県民の資産「足利」の株式を「ゼロ」とすることになった責任を、かの県知事は否定しているわけで、また今まで国が補填してきた1350億の融資も返却されず、さらに数千億円の現金が「足利」へ。
 
その一方で、福祉予算はカットされる訳…
これが「国民の審判」が国政に及ぼしている影響な訳ですわね…。
へいへい…

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