与党大綱:07年目処に消費税上げも

By | 2003/12/17

早速「政権公約」破りか。この任期では「検討する」(上げるということは書いていなかった)としていた消費税について「消費税率を含めた抜本的税制改革を実施する」と、「実施」に言及。この与党大綱は17日にも決定される。
 
1ヶ月も経たない内に主要な公約が反故にされるってねぇ…。
 
#個人的な意見としては消費は社会責任を伴うという観点から消費税率上げには賛成。しかし、米加で行われている「食品」「子供/出産用衣料品の一定単価以下の商品」の免税や軽減税率の導入が必要と考える。
また目的税化には反対。目的税にすれば、「それ以外の税金はその目的に使わなくてもいい」ということの裏返しになるため。

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2 thoughts on “与党大綱:07年目処に消費税上げも

  1. tess

    いつのまにか、なのですが。

    消費税が導入される時に、
    いずれ3%が5%に、そして7%になるのではとの指摘に、時の権力者は、「そんなことはないって・・・」。

    「高速道路はしばらく料金を徴収した後、建設費を回収した後はいずれ、無料になる」とも言われてました。

    そうした約束を平気で反故にされることに目くじらを立てる人がいなくなりました。

    だって、現実を考えると、しょうがない。
    と、みんなが時の権力者や為政者みたいな意識になってる。決してそうした意識を、生活者がもつことがいけないとは言わないけど、

    なし崩しで約束が反故にされるということは、
    だらだらと財政支出をしてきて巨額な赤字を作り出してきた歴史と同じで
    そのときそのときで都合がいいようにいろんなことが改変されるということで・・・。

    だれも責任をとってない。

    そんな世の中になっちゃってます。

  2. wolfy

    >tessさん
    コメントありがとうございます。
    ただこの問題は一重に、政権交代を今まで1度しかさせてこなかった我々の責任という一言につきると思います。
    また「反故」にすることを全て悪いとは言わないですが、アカウンタビリティー(説明責任)を果たすのは国会議員の義務だと思います。選挙の時にあれだけうるさく言ったことをひっくり返す訳ですから、それ以上に「うるさく」我々に説明してもらいたいですね。それも中途半端は理由ではないことが必要です。
    社会党がブーム後、自社連立を安易に組んだことが、しらけを産んだと思っていますが。社会党に求められていたのは「反自民」でしたから。

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