『「ゴロ右翼」の問題点』から派生

By | 2003/12/18

[関連したHiyohiyoさんのBlog]
[関連した own Blog]
こういうダブルトラックバックすると、MyBlog開くの遅くなるんだよな、何故か…(苦笑) 閑話休題
 
「インターネットのフィルタリング」ですが、我が家ではこの種の説明をするのに、子供に延々説明をしてきかせるのですが、自分の事を思い出しても、小学校まではやはり有る程度のフィルタリングは止むを得ないかなと思うんですよね。十分な説明時間が取れるかどうか、と言う問題もあったり。日本の(労働当局の発表ではなく実際の)労働時間の長さという問題もありますしね。
 
おかげで我が家の娘は歯科医で4歳の時に、歯垢を取ったりする鉗子のようなものを「なあに?」と聞いて、「丸森」という名前とその由来が考案者の「丸森賢二先生」に由来するところまで聞き出すなど、笑わせるエピソードが何個かあります。でもそういう子供って幼稚園の先生曰く少ないんだそうです。「理由」を聞くってこと自体あまりしないということは、その子供にそういう理由の説明をしていない、ということを他の人に教えてるような物だってこと。
 
でもうちでも十分じゃないと思うので、他の家ならなおさらだなと思うんですよね。
 
個人的には「2ちゃん」とポルノサイトのみブロックできればいいんですけど(苦笑)。
 
それと「ディベート」なんですが、これも先のパラグラフと結びついちゃうんですよ。やはり道理と理由ってものを考えられないのはそこの教育をおろそかにしてるんだろうと。それ無しにディベートって言っても、「ちょっとあれ」なアメリカ人が「人の言うこと聞かない」状況と同じになるだけのような。Jerry Springer Show に出てくる理屈を持った人じゃないですけど(苦笑)。
 
新興宗教にはまった知人の話ですが、なんかIQが高すぎると、応用力がなくなるのと、前後20差くらいの人でないと話題がかみ合わないと言う話を聞いたときに、「高IQの人はそれでかこってしまわないと、こういう事でころっと行きやすい」のかな、というのと、どこかで選民思想があってそれとフィットするんじゃないか、という2つの側面を考えて、複雑な思いを持ったんですよね。
 
イラクの問題は別の側面もあって、個人的に遭ったアラブの人って、みんな思いこみ強いんですよ。「おまえはこれこれだから、こうするに違いない」という飛躍した論理構成が成り立ってしまうように思うんですよ。例えば、ロンドンの空港係員に、私は2泊4日でビジネスクラスで世界一周(!)していると、「おまえはこんな変な旅程だから、銃を持っているだろう」って平気で口にされてしまったんですよね。確かに変な日程なのは認めますけど(苦笑)。論理構成が単純だからイスラムの価値観を通す為に、手段を選ばないという選択肢も容易に出来ると。
 
そういう論理構成が現地でもまかり通っているのなら、USがどういう理由で来ようと、異教徒で有る限りはそれを理由に否定するのは簡単なので、もう暫定機構に渡さない限りこの種の混乱は続くと見るのが必然だと思います。

[AD]


2 thoughts on “『「ゴロ右翼」の問題点』から派生

  1. Hiyohiyo

    「うちでも十分じゃないと思うので、他の家ならなおさらだなと思うんですよね。」
    と思えてしまう現状が個人的には嫌なんですよね…対症療法ぢゃなく、根治治療をしたい気分です。

    エロ本をこっそり見る、楽しみを子供から奪っちゃかわいそうぢゃないですかぁ(笑>ブロック
    #ええ、当然わざと見つけて、何みてるんだ、おまいさんは、と古いモラルについて注意するわけですが…それともこっちの方がいいぞ、かな(笑
    #で、おかーさんには内緒だぞ、と…

    「USがどういう理由で来ようと、(中略)この種の混乱は続くと見るのが必然だと思います。」
    御意。様々な理由があるとは思いますが…対立は深まるのみでしょうねぇ…それが表面的かそうでないかはわかりませんが…

  2. wolfy

    何事も簡単に入手しちゃいけません。ええ(苦笑)
    ただそれだけです。
    でもうちのは「娘」ですからねぇ。
    恐怖感もたれても困りますので…。

Comments are closed.