神戸と興行。

By | 2016/01/21

昔、神戸にチームがありました。ブームが来る前に現地の何人もの人に言われた言葉があります。「神戸ではコンサートでも、他の土地に比べると、斜めに構えたお客さんが多い。興行には難しい土地だ」と。

実際、そのチームはブームが来るまではお客さんもどこか冷めていて、一部のお客さんだけとの間に壁があるように見えました。

ブームが来てピークを過ぎた後、そのブームを呼んだ大きな一因となった選手に対して、スタンドからコールが起こりました。「働け」というものでした。その3シーズン後、彼はチームを望んで離れました。

別のチームができようとするときに、こんな話を聞かれたことがあります。県内のどこが向いているか、と。

正直、神戸は興行に関しては「熱しにくく冷めやすい」ので、播州の方がいいのではないか、と言ったことがあります。神戸より東の阪神地区では会場を抑えにくいことがあってそう言いました。あの、自分本業は業界関係ではないのですが(汗。

ただ、加古川に本拠を置こうとしたサッカーチームを見ても、行政の協力は得にくそうだし、逆に播州は各市で分かれていてまとまりがないのかな、と思いました。実際にどうだったのかは存じませんが。

そして、バスケット。
昨日のゲームにかぎらず、神戸のゲームは過去から盛り上がったと感じるゲームが年2桁していて、1,2試合あるかないか、と客席で感じていました。

西宮で、20点以上のビハインドでもゴールすれば喜びを表現してくれるお客さんを見て、ここでやるのと今までとでは、選手のパフォーマンスも変わるだろうなあと思いました。実際、リーグのトップクラスのチームから初勝利も挙げました。平日の数百の試合ですら、声が「降って」きました。

神戸で、そういう感じになってしまうのはどうしてだろうなあ、と思うのです。神戸にプライドがあって、それにマッチすると周知されなければ、認めないみたいな感じなのか。それとも斜に構えるのが格好いいと感じているのか。どちらでもないのかは正直わかりません。

でも、そういう神戸でゲームする難しさは、どのスポーツを見ていても感じることではあります。
そこをどう変えるのか。方法を見つけ出すのか、あるいは「土地」が協力の方法を変えるのか、いずれかがないと、なかなか、という気持ちは今でもあります。

と、昨日名刺交換をして、思ったことを書きました。