世の中、新庁舎新庁舎と、地方財政も赤字の中、なぜか建設予算にお金をつぎ込むことがまだまだ続いております。なんで箱物を作るための「建設」債は良くて、人件費などに充てる為の「赤字」債はダメ、という言い訳で国債の大量発行に道を開いたのだろう>自民党。
冗談はさておき(いや、冗談じゃないんだけど)、そんな中でも古い物を残している地方公共団体もあります。名古屋市がそう。改築計画があるのかは知りませんけど…。
今日は名古屋官庁街でお仕事でした。で、昼飯食べるところがないもんで、市役所へ。風格のある建物のエレベーター横にはご覧のような看板が…シブいじゃないですか。今時右からですよ右から。
食堂も古い感じ。出遅れたので普通の食堂ではなく、きしめん屋の方へ。カレーきしめん(370円)とライス(100円)を頂きました。レトルトではなくてちゃんと「うどん屋のカレー」している味。なかなか宜しいもんですね。毎日働いている人にはそうではないでしょうけど。
大阪市なんてのはWTCを大阪南港に「箱物」作って、庁舎まで新しくしたのに、WTCががらんどうなので、庁舎のほぼ全面移転も検討中だとか。
それに比べると、このように出来る限り古い箱に収める工夫ってのも、今の世の中大事ですよね。それが歴史を大事にすることでもあります。