お~、よう言いはった。
「12球団は多すぎるから、8~10球団が適当。」
どっかの東京・大手町の人が喜びそうなコメントですなぁ。
そもそも、阪神電鉄は読売の腰巾着で、往年のライバルとか言うてますけど、実際にはそんなことはありません。なんで腰巾着かというと、阪神はセパ2分裂の時に、鉄道系の会社で設立するパシフィックに参加する筈だったのが、読売の勧誘でセントラルに加入した経緯があります。
その背景にあるのは、実は甲子園に去年まであった競輪場、この当初の建築資金の半分は、阪神が用意できず、半分読売に持ってもらったという経緯がありまして、その時以来、阪神は実は巨人に頭が上がらない状況にあります。
読売が野球界にV9前後から、引き抜きなどで協定やルール違反をしていますが、このような状況で阪神がそれを非難出来よう筈がありません。(長嶋加入以降、星野、江川、桑田…連綿と続きます)実際、地方興行でも、新聞拡販目的ですから、収支なんか後から付いてくる体質ですし。公正競争なんてありませんので。
まあ、久万さん、その歴史を踏襲していて笑います。
折しもこの発言について、阪神タイガース公式ページでは、こんな皮肉が書かれました。
「10球団に減らす、よく言った。阪神と巨人がなくなれば、野球は健全に発展するだろう。」
よく言った!
それくらいしないと根本は変わりません。