予想された流れに来ました。
オリックスと近鉄の合併が承認されたのはもちろんのこと。
パ・リーグを4球団にすることによって、1リーグ2地区制に移行です。
堤さん登場で、パを4球団にする。もう一つの統合チームは公表できないと発表。
読売が10チームなら9月にも1リーグ承認かと発言。
ファン不在との声もある。
でも、いってしまおう。
ファン不在?少なくともセのファンにとっては不在じゃない。
ファン不在?日本のプロ野球の規模に於いては、パのファン自体が「不在」じゃないだろうか?
一方、宮内、堤両オーナーが語った、マイナーリーグを四国に重点的に置くとした構想。あるいは渡邊、堤オーナーが語った3軍構想と合わせて、3軍と社会人の垣根を無くして、リーグ戦を行うというアイデアは、社会人の試合数の少なさを考えれば、一定年齢でも、野球ができる人を増やす、と言う点では現実的とも言える。必ずしも悪い案ではないかと。
長い景気沈滞の間、ファンは何もしなくてもチームが無くならないと思い続けてきた訳で。それは単に「希望的観測」に過ぎないのだけれど。アリゾナ州スコッツデールに出来た独立リーグ「バイパーズ」は、観客が毎試合300人程度。1年でオペレーションをやめました。その少ない観客の1人だった自分を思い起こしました。
プロスポーツはファンと自治体の不断の努力なくしては成り立たない。ファンと自治体は何をしてきたのか。少なくとも、スポンサーは資金は不断に供給しましたよ、と。
Time was running out. The game is over.
しかし、新たなゲームが始まる。これに意見をする方が得策ではないか?と思うのだけれども、「ファン」は自分の責任は棚に上げる。日本国民の政治姿勢そのものじゃないかな?
O’ Darling, save the last dance for me…..
とりあえず、私は、パ「最後のシーズン」を神戸でエンジョイさせていただくことだけは決まっていますが。94年から、年間券を購入していた責任と共にね…。
「10球団2地区制へ。」に2件のコメントがあります
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単に1リーグ制を嘆くBlogが多い中で、冷静な視点に同感することが多かったです。
メディアも視点が1リーグ制移行に集中していますが、マイナーリーグの動向等、球界全体がどんな方向に進んでいくのか、それを報じてほしいですね。
EMANONさん、ありがとうございます。
恐らく、今の「1リーグ」を嘆くというのは、実際には「某オーナー」主導でのリーグ運営を懸念しているというのが正直なところでしょう。しかし、彼も契約金の高騰とウエーバー制には触れています。
実際にこの辺りをどうするか、も重要な問題でしょう。実際にいいものをつくればいいのです。
「現場・ファンの声」を聞かない…経営陣より後手に回っている案が、耳に入ると本気で思っていれば、それはおめでたい、と私は考えます。
だって、概ねは現状のパ球団の「赤字垂れ流し容認」と、「自分の負担回避」なのですから。