本日、最終戦。公式発表29,000。2階席には空席が目立ったので、実際には20,000というところだっただろうが、今季最多の観「客」が迎えたこの試合。そう、この日は招待券がほとんど無かったのです。
相川くんが岩隈投手の防御率トップまであと1アウトの球をホームランにしてしまうなど、相変わらずお笑い要素満開なチームですが…。
2回にネッピー、4回にリプシーが1階席通路に現れるのですが、うちのちびどもが嫁と一緒にご挨拶に。ちびどもは「またねー」なんだけども、付き添いのお姉さんは「いつもありがとうね。」微妙な食い違いが、物語るもの。ネッピーは1時間以上、同じ場所で記念撮影、サインに応じていたということです。
CS中継は梨田監督の胴上げで終わるというオチまでついて、相変わらず間が悪いチームのまま、ブルーウェーブはその幕を下ろすことになりました。
新球団がどうなるのか。それはオリックス・ブレーブスがそうだったように、4月・5月の寒くなる位の少ない観客を繰り返すだろうこと。だからこそ、何かを仕掛けてくる筈なのですが。そのフォーマットがどうあれ、慣れ親しんだこのチームは、今日で事実上終わりなのですから。
仕事が終わって阪神高速を飛ばして、どか空きの外野席にファンクラブ優待で400円で入ったり、
お客さんのほとんどが「監督への批判」で利害が一致していたり、
選手もわかったもんで、前半手を抜いて、後半猛ダッシュしたり、
知らん内に、お客さんが阪神戦の結果で騒がなくなったり、
毎土曜のデーゲームで5時間並んで席を確保したり、
日本シリーズのチケット取りに2週間テントを貼って並んだり、
そこから電話でなぜか(^^;自分たちのグループだけ入れ食いに日本シリーズの券が取れたり、(特にPHSから)
青と黄色の紙テープを2,000本、手弁当で持ち込んだり、
96年の第5戦が終わり、車を走らせていると、
阪神高速の渋滞掲示板に「オリックス日本一おめでとう」と書いてあってじんわり来たり、
内野1階1塁側が全指定になったり、
巨人相手にイニング9点を取ったり、
外野応援団と議論して、本質的に盛り上げてるなんてつもりがさらさら無いことを知り、弱くなり始めたらやばいな、と思っていたら、気が付けばBWファンの何人かはM戦でレフトに居ることに気付いたり、
それがきっかけで内野に観戦場所を移したり、
ニールさんと試合後ユニフォームを交換したり(^^;
気が付けば格安内野自由席券が販売されたり、
それが外野にも有効になっていき、結局外野より内野の方が人が多くなったり、
最終的に1階内野指定席の範囲が、ここに移って来た時より狭くなっていたり、
観客が阪神戦の結果で最も歓声を上げるようになったり、
スコアボードに見たことが無い数字が何回も入ったり、
アステルが名前を変え、音声サービスを廃止するこの秋、
「そして神戸」が試合中球場に流れたと思ったら、
「そして1つが終わる。」
長いようで短い14年、譲渡から16年。
このチームを通じていろんなことがあって、そんな友人達と同じ球場でこのフォーマットの最期の刻を共有できなかったことが残念でなりません。
「With or without you….」に4件のコメントがあります
コメントは受け付けていません。
すいません。泣いてしまいました。。。。
私も…。
千葉の人間として、「マリーンズ」を手放さないようにしなくちゃなあ…と思いました。
チームを失うということ。
TB – own : [With or without you….]
コメントありがとうございました。
字数制限もあるし、あえてエントリーとして読んでいただきたかったので。
—
「チーム」失ってはいけない。その通りです。
しかし、結局のところ、最終戦ですら満員にできなかった「このチーム」。
最終回:『夢光年』
29日、巨人は『週刊文春』10月7日号と、『日経ビジネス』9月27日号記事に対し、文藝春秋と日経BPに撤回・謝罪を求める抗議文を送付した。読売新聞では、文春広告から関連記事記述を黒く塗りつぶした上で、紙面に掲載。 巨人、文芸文春などに抗議書送付 (毎日新聞) (注・見出し誤字そのまま)巨人軍は不滅でも、読売新聞は自滅? (大西 宏のマーケティング・エッセンス)『女性セブン』、母親による『古田秘話』と、9月14日で書いたとおり、女性誌で『野球を好意的に扱う』なんて、この程度なんだよな、と感じたり、『野…