先のエントリーで、Latitude C640(P4-M 2G)遣いであることを書きましたけど、実はインターネットオークションで購入した C610(P3-M 1.3G)も使用しております。で、実際にどっちを使っていたかと言えば…この機種に典型的な不具合(バッテリ使用中に、パームレストを片手で持って取り扱うと「接触不良で電源が落ちる」)が発生するまでは、C610をメインに使っていました。

理由は、バッテリーが持つから。

小生は、いわゆる2スピンドルノート(HDD+1ドライブ)を使うことが多いのですが、実際にはDELLのような場合、外付けドライブを外して、バッテリに置き換えて、「2本挿し」(いわゆる「りゃんこ」…ってわかります?)で使う事が多いのです。C640の場合だと、盛大にファンが回り、冬は湯たんぽ、夏は焼肉(嘘)に使える程熱くなります。ところがC610は暖かくなる程度。66Whrのバッテリを2本使用すると、C640では小生の通常使用で4時間半なのですが、C610であれば7時間近くまで延びます。

7時間ともなりますと、施設で手順確認を終日しておりましても、ずっとメモ代わりにPCを開いて仕事をしながら(間にblogを書きながら…oops)纏めのレポートまでその場で作ることも出来ます。この差は極めて大きいのです。ただ、前述の障害が出てからは、本体保証の「移管」がされない場合、デルのPCは有償を含めたメーカー保証が一切受けられないことになりますので、オークションの値段が安いということにもつながっている側面もあり、このC610も持ち運ぶにはちょっと辛くて、C640を全面保証であることを理由に持ちあるいていた昨今な訳です。

よくよく考えれば、Pen4-Mはできの悪いCPUで、概ねPen3-Mのクロック×1.3~1.4倍のPen4-MのCPUが同程度の性能という指摘があるのはご存知かと思いますが、実際作業を行っていてもその通りです。なんでこんないいCPUを今でも一線として使わないのか、と本気で思ってしまいます。別にCentrinoなんて使わなくてもいいのにね、普通に使う限りは。

Wintelの謀略に嵌ってることを実感させられてしまいます…。

投稿者 wolfy