ということで、大阪駅前ビルと言えば、この時期はジャンボ宝くじ。で、こんなポスターが貼られている訳です。でも、めちゃくちゃ売れてますからね。というより、そんだけ売れてるんだから当たるんだろうと。
じゃあ、この当選が比例配分で出ていると想定して、この特設売り場だけで年間どれくらいの粗利益が出ているか考えてみることにしました。
1ユニット1千万枚であることから、そこから今回の年末ジャンボの1等+前後賞+2等の当選金の還元率を求めて、販売手数料7%で計算してみました。この7%は以前、TV番組等でクイズに使われていた事もありますので、確度は極めて高いものだと思われます。
<当選金>1ユニット=30億円
1等 2億0000万 = 1本×2億
前後 1億0000万 = 2本×5千万
組違 0億0990万 = 99本×10万
2等 2億0000万 = 2本×1億
3等 0億1000万 = 10本×100万
4等 0億1000万 = 100本×10万
5等 3億0000万 = 30000本×1万
6等 3億0000万 = 100000本×3千
7等 3億0000万 =1000000本×3百
合計 14億2990万(還元率47.66%)
1等+前後+2等の還元率=16.67%
想定される売上高;210億/(1/6)=1260億円
1年毎:1260億円/5=252億円
販売者分配金:7%
販売者粗利益/年:252億円×7%=17億6400万円
ふうん、5回ジャンボ宝くじがあるから、その1回毎に均して3億6千万弱の「粗利」が出てるんだ…。買うより売る側に回った方がよさそうね…。
でも所得税がかからない大金と、いくばくかの夢という名の楽しみのために買うんだよね。やっぱ。でも5~7等の配分が高すぎるよな…。5,6等を廃止して、1千万×60本!とかやった方がいいと思うんだけどね。還元率も諸外国の宝くじより低すぎる(60%程度が基本)し…。
なんかもうちょっと本質的な改革をして欲しいと思う、ジャンボくじです。
まだそういう意味ではロト6を買ってしまう、小生でした。