どうも、ワシントンDCでのメジャーリーグは長くないものになりそうです。大きな変更が無い限り。
というのも火曜日に、DCカウンシルは新球場の資金調達計画を承認したのですが、その内容が、「半分を私的融資により調達する」と、当初のMLBとの契約から大幅に後退した形になったため、ということです。しかも2005年春までに私的融資を調達出来ない場合は、計画自体破談という内容とのこと。カウンシルはこの変更は契約内容には抵触しないと語ってはいますが、MLBの反応は速く、公式には理由は非開示ながら、現地15日に予定されていたユニフォームの発表を延期しました。またMLBはこの調達計画を認めず、新たな移転先を探すことになるのではないか、と伝えられています。(ESPN)
ところが、MLB非公式のショッピングサイト等(例;Dick’s)にてこのユニフォームのデザインが漏出する、という珍現象がまた起こってしまいました(写真)。これは、延期決定が間際になったため、web上で15日の段階で、公開する設定にしていたため、気付かず流れてしまっているものだと思われます。(up時点では公開されています)
いずれにせよ、エクスポスの移転自体、MLBの球団縮小問題に端を発したことで、アメリカですらこの種の問題はそう簡単ではないことを示しています。さあ、ナショナルズはこの問題を乗り越えることができるのでしょうか。
#07:25追記
MLB公式ショップでも、漏出していることが判明しました(当該ページ) ホーム用は「売り切れ」表示になっています。
DC予算の期限は年内。
モントリオール・エクスポスの移転、及びワシントン・ナショナルズへの名称変更の理由となったワシントンDCでの新球場の建設の予算の承認が、当初のMLBとの契約の全額公的予算から、半額に減額され、残りを私的融資とした、DC議会の問題について、MLBは予算に関する期限は12/31までであり、以降は契約に抵触する場合、契約自体を無効とする見通しであるとのことです。
DC議会は月曜に集まり、対応を協議することになるようです。(MLB.com)
なお、モントリオールは、もし協議が不調に終わった場合、移転先を探…