21日のDC議会で、再度新たな球場建設のための予算案を討議し、民間資金の導入を検討するものの、必ずしも必要としないとの内容で承認し、MLBもこの通過を歓迎したことにより、ワシントン・ナショナルズが正式に発足することが確定的になりました。

この問題を日本の問題と比較して感じることは、自治体の対応が、モントリオール・ワシントンDC共に著しく速かったこと。もちろんMLB、球団の対応も比べ物にならない程でしたが、仙台にせよ長野にせよ大阪にせよ、全く議会も首長も自分から行動を起こすことはなかったのに、この動きの速さが何を示すのか、ということが、日本とアメリカの「野球」と「ベースボール」に対する位置づけの違いの最たるものではないか、という気がしてならないのです。もちろん、ナショナルズとMLBのの動きが、誰を向いているかということを含めて。

そこに何をしなければならないかというヒントがあるのですが、どのメディアも扱いが小さいことが非常に気になるのです。

TB – own :12/20 DC予算の期限は年内
Link – own: 12/16 ナショナルズ、早くも移転か。

投稿者 wolfy