もはや旧い話題ですけど、Tの公式掲示板でも話題になった、13日の「プロ・アマ合同規則委員会」でのアマ側からの「2段モーション」の是正の要望の件です。(毎日) ここでは既に1998年にはアマ側は「違反」としていながら、NPBはずっと回答を「保留」したままであるとの記載もあります。

実際、この会議ではアマはプロ側の要望は聞いたものの、この2段モーション問題については、現状可としているので、と言うことで、保留を継続。それ以上にここまで野放しにされていることが、各掲示板などで、「力を貯めてから投げるからいい」とか、「どこが不正なのか判らない」という発言が乱れ飛ぶことにも繋がっている訳です。

以前から小生は、2段モーションには反対の立場を取っておりますが、2段モーションを可とすれば、実際、投手が投げてプレートへ1/3進んだ時点で、遅くともスイングをしなければいけない状況下で、その前の動作を停めることによってタイミングを外すことが可能になる2段モーションは、「姑息な投法」であると思います。それに、それが自然というなら、セットではモーションをお止めになるんでしょう。投球の「一連の動作」に緩急をつけるだけ、というのであれば、投球技術ですし、それにより球の行き方も変わりますから、それは投手にもリスク(技術)が及ぶこととして当然ですけどね。

でも、今年も続ける気らしいですからね。
そしてこの国のプロ野球というスポーツは、たくさんの人に間違った事を教え続ける訳です。

TB - own 11/26 岩隈問題、割れる見解。-公認野球規則8.01a-

投稿者 wolfy

「2段モーションは今年も…。」に2件のコメントがあります
  1. 実際には、多くの打者は、投手が腰を落とすタイミングで始動しますので、2段モーションにタイミングを外す効力はありません。
    投手自身がしっくりくるかどうかだけの問題だと思います。

    まぁ、効果が何もないんだから、やめりゃぁいいと思いますが・・

  2. >onoさん

    う~ん、どうでしょう。投手の投球タイミングが、意外とヒッティングマーチに合わせたりというケースも目立ちますし、2段モーションが全盛になってから、腰を落としてから合わせることが多くなったようにももうのですが(私見ですけどね)。前川(Bu→T)が2段モーション自体でタイミングを外していたことを考えると、どう
    なのかと思います。

    まあ、確かにどっちにせよやめればいいんですよ。

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