9-11以降、アメリカの航空業界は下降トレンドが顕著になって、JetBlueやSouthwestのような国内専業のディスカウントエアラインが好調、アメリカン、ユナイテッド、デルタ、ノースウェストなどは赤字がずっと続いている状況です。

昔は国内線でも機内食が出た物ですが、4時間半以上でないと出なくなったのが2年位前。そして今度は機内でくれる「プレッツェル」のような小さな袋菓子も提供しないか「有料化」というのがトレンドのようです。

APが伝えるところでは、ノースウエストが国内線での無料のお菓子を廃止することを決め、Southwestにインタビューしたメディアは、「現在の傾向であるが単純には追随しない」とはしているものの、話の内容では他社も追随する可能性が取れます。

デルタの経営危機が再燃し、ユナイテッドも便益のカットで労組ともめたりと、以前不透明な航空業界ですが、よく考えれば、10年くらい前は、日本でも飛行機に乗ると軽食が出ることが大阪-東京でもあったものです。時代とともにゆとりが失われるというのは少々淡泊な話でもありますが、市場主義も行き過ぎると歯止めがなくなりますね。

Link – Motley Fool "Should you buy this airline?"

投稿者 wolfy