やっとこNHLと選手会が基本合意。21日までに選手会とオーナー会議で承認されることが条件ですが、新協定が発効する見込みで、ようやく2005-06年シーズンはお休みなしで始まることになりそうです。
しかしやっとさっとこという感じで、一部の選手はヨーロッパから帰ってこないような気もしますが、1シーズンをまるまる失ってようやくです。
内容はざっとこんな感じ。
1. チーム毎のサラリーキャップは$2,100万~3,900万(05-06シーズン)。これには選手への保険や便益供与は含まず。
2. リーグ全体ではホッケー関連収入の54%を超えない。これには選手への保険、ボーナス、便益供与を含む。毎年この値は関連収入の増減により変動する。
3. 現存する契約については即時24%の一律カット。2004-05シーズンの給与の支払いはない。
4. FA制の緩和。2005年は31歳、2006年は29歳、2007年28歳、2008年は27歳。(但しNHLで7年以上)
5. チームのサラリーキャップの20%を超える契約を認めない。2005-06については$7.8Mを超える給与支払いは出来ない。
6. 調停はオーナー、選手双方に認められる。(働かない選手へのオーナー側の調停が可能に。)
7. 「金持ちチーム」10チームが「貧乏チーム」10チームに収入のシェアを行う。
8. 新人選手の給与はボーナスを含め$85万を超えない。
9. サラリーキャップに収まったチームにおいて再契約ができない選手に対しての方策としてチームを契約外となった選手について2/3で契約を結ぶことができる。
詳細はTSNをご覧下さい。
追記: ESPN (Winners and Losers)で争点がご覧いただけます。