今日の日経26面でファイル交換ソフトについて特集されています。
まあWinny、WinMXについて紹介されて「著作権を侵害する」と繰り返すのみで、アメリカのでの「ソニー判例」についても内容の詳細を書かず、ソフトの制作者の責任のみを記載した挙げ句、6月には反対の判例が出たことを嬉々として述べるのみ。消費者の権利問題だった筈なんだけどね。
mp3がアメリカでは公式ダウンロード自体月定額、交換、複製などの制限もないのに、制限だらけの日本がmp3の曲あたり単価でも2.5倍も高く、しかもデジタル放送の「コピーワンス+コピー後元情報削除」となるなど、異常に著作権者におもねいているのとは対象的。(画像;クリックで1024×768に拡大)
BitTorrentというファイル交換ソフトがOpera、Firefoxという非IEの2大巨頭に公式サポートされるのとは大違い。(2005/7/8 CNET)
利用者権利について報道しない理由? それは簡単。
1.報道メディアも権利者だから、そちらの側に立つ。
2.広告収入は消費者からは入らないが、著作権者からは入る。(本日は6年後の今日「アナログTV放送廃止」の広告まで入っている「入念さ」)
♪ It’s money that matters ….more than U.S.A.
「著作権者におもねる日経。」に4件のコメントがあります
コメントは受け付けていません。
「著作権=金を生む」という発想が日本には存在しないのがすべてでしょう。
実際、そういうところで議論されているのは「どうすれば金を搾り取れるか」ということばかり。
最近ディジタル媒体に対して徴収金をかけようか、というのが真剣に論議されていたかと思います
世耕参議院議員はひとり猛反発されていた記事が最近載っておりましたが….
>すえよしさん
デジタル製品(機器・メディア)から徴収金を事実、DVD-R等ではかけているわけで、それなのに、デジタル放送には「枝を見て」更にコピーガードをかける。
なら徴収金を止めなければ、都合のよい「ダブルスタンダード」なのにね。
商売が下手というより、TVが壊れたお陰でTVなしでも生活はできることを痛感しているたけに、余計テレビ離れを招く…とは考えないんだろうね。
CCCDでどうなったか、お忘れ?と言う感じ。
CCCDについては強硬に反対していた理事が解任されたので
JASRAC内で「また」復活しようとしているらしいです。
あと世耕さんってgooでブログやってたのね^_^;
http://blog.goo.ne.jp/newseko/e/ef50fdb0797a1d711dcf8a2c3e6bb77b
まあ、権利なんて無くて良いんでしょうね。
その結果、商品音楽なんて無くても生きていけることに皆気づくだけで。
その内、コンサートで合唱するのにも著作権料取りそうですが(^^;