「携帯とミクシともろもろ。」にも書いたのだけど、数値的なデータが出ていたのでご紹介。
総務省の「通信利用動向調査」(2009/4/7)がそれだけど、簡単に掘り下げたものとしては、日経IT Proの「経済危機で情報格差が深刻化? 所得・年齢でみるネット利用最新事情(4/13)」を取り上げたい。
ポイントは
・この1年で70歳以上および年収200万未満で、インターネット利用率が(むしろ)低下。
・PCのみ、PC・携帯併用、携帯のみでの利用率での群間比較は以下の通り。
年齢 PCのみ: 39歳、PC+携帯:38歳 携帯のみ:47歳
平均世帯年収 PCのみ:745万円 PC+携帯:803万円 携帯のみ:587万円
・PC利用者は多目的利用傾向、携帯利用者は通話と電子メールに集中する傾向
・セキュリティに不安が多い傾向が低所得者層に顕著。
ということだそう。
何がどう正しいかは個別というわけではなく、集団として見た場合の解釈なので、それをすべてだとは思わないけれど、そういう傾向が実際に出ているということは、またマーケティングの材料に使われるのだ、ということを知っておく必要はあるのかも知れないね、と。