2020年の終わりのご挨拶

By | 2020/12/31

いろいろなことがありすぎた2020年でした。

あえて挙げるまでもない1件は、自分が応援しているチーム運営を過剰に信用しすぎた、というより、あえて不干渉にした自分を恥じる事象でした。
済んだことは済んだことなので、それはそれ。

軽く書いているように感じるかもしれませんが、経緯はバスケット・カウントさんに掲載されている内容が基本全てと思います。(こういう記事を発表時点で用意させられなかったリーグの広報にも問題ありとは思いますが。)

問題だらけだったバスケ界をBリーグは変えられるか、『社会的規範の遵守』への意識を高める取り組み (2020/12/21)

問題だらけだったバスケ界をBリーグは変えられるか、『社会的規範の遵守』への意識を高める取り組み

それよりも、課題は今後どうするか、ということ。

「社会規範の遵守」をこう考えるとわかりやすいのかもしれません。
「ファンの立場に寄り添えるかどうか」
もちろんお金がなければ、できないこともありますし、
全て寄り添うのは、当然無理な話です。

でも伝え方などにそれが出ているかどうか。
ちょっと嬉しいと思われることができるかどうか。
そこが問われるのだろうと思います。

運営体制が変わって5シーズン目。チーム自体は10年目です。
この点でも、10年目のパッチがジャージにつくわけでもないし、なにかイベントがあるわけでもない。
「時節柄」やりにくいというのもあるのはわかりますが。

また、Twitterで例の件のあと騒いだ件があったように見えたかもわかりませんが、前季シーズンシート保有者に対するチケットの販売方法において、
・座席の抽選方法がコロコロ事前の説明もなく変わり
・最初のメールから決定まで時間が数日しか与えられない
・毎月入金から、残余の17試合を一括販売し、割引のない一括入金
のように売る側に一方的な有利な変更なのに何のお詫びもない、ようなことがありました。最終的には毎月入金になり、説明不足の説明はありましたので、対応されはしましたが、始末が悪かったのは確か。

これも、当方には先のことと全く同じ問題に見えたのです。
自分たちの都合を先に考えて、ファンの気持ちを軽視しているから発生すると。

実際チケット周りのことでは、ファンの立場に立たない説明がされることは何回か伺っています。たとえ、説明の誤解や、責任者ではないスタッフの説明の誤りであっても、そうさせてしまって困惑しているファンの立場に立てるのでしょうか、ということです。

もちろん、今のリーグがアリーナを建てるような大きなお金に向いて、そうでないところをあまり向いていないのでないか、という雰囲気がすごく見えていて、他のチームの表に出ていないアリーナの話なんてのも聞こえてきているなか、そういうチームには先に対応する、そんな風にも感じます。チームもお金という数字を追わなきゃならないのは確かなのでしょう。

また、チケット・グッズ周辺の収入よりもスポンサー収入に依存する今の標準的な収入構成からも、そうなろうことは理解はします。
でも納得はできません。

空席ばかりの客席にスポンサーが大枚をはたくとはとても思えませんし、ある意味そう言う収入構成であれば、スポンサーもファンと言えるのかもしれません。なら、そこ(ファンの立場)を大事にしているのでしょうか。

また、人について。枠があるので、別れることもあるチームベンチスタッフ、選手、フロントスタッフ、関係者とある程度でも、きれいな形で終わらせることができているでしょうか。そうであれば、ファンにも綺麗な形で伝えることができるのでしょうけれど。いくつかその辺りで「?」を感じたことが、この5シーズンで何回かありました。

もちろん、今季だけで他に発生したことは3、4存じておりますが、それらもあえて記載はしませんが、突き詰めれば同じ問題です。

そういうことを放置してしまったのは、当方にも責任の一端があると思っています。

なので、例の1件以降、問題事項には積極的に関わった上で、一定期間、自分自身も含めて「苛酷試験」を行なうつもりです。
その結果、自分の決めたことをお話しすることになると思います。

どこかの誰かのように、「正念場の何週間」とか無意味なこと言葉遊びはいたしません。

そして結果が出ない場合は、当方がチームに代わり、けん責する所存です。
「知らんがな」と当方は言うつもりは全くありません。
内容をよく知らない外の人たちから見れば、ファンもチームと一体に見られがちということもありますから、そのような無責任は発言をするつもりは全くありません

本年、誠にありがとうございました。
あと数ヶ月当方は疲弊すると思いますが、来年もよろしくお願いいたします。

もし潰えたら、その時は骨でも拾ってください。

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