最近の顧客情報漏洩問題ですが、なんか変な方向に行っているような気がします。「ジャパネットたかた」の最大66万人といわれる顧客情報漏洩については、事実上「ジャパネット」はTV、ラジオ、インターネットでの広告を全て中止するという対応に出ることになりました。
実際にこのケースでは98年の事象といわれています。個人情報と言っても6年前の情報で、それも情報の内容の深さが全く報道されていません。
それ以上に問題なのに取り上げられていないのが、同日のトマト銀行(岡山)の1,651人分の顧客情報漏洩事件。これには実は預金額まで含まれていたことが明らかになっています。金銭関連の情報は犯罪と直結する可能性があるのですが、どうもメディアはこの辺にも関心がないようです。三洋信販の債務情報の漏洩もしかり。
個人的には住所などは止むを得ないと思いますし、現実に役所などで住民票の閲覧などということも実際にはされていたりすることも有ったわけで、そういう中公共機関すら保護していない個人情報ってのをどこまで過敏に騒ぐのか、という気がしてなりません。
本質というのはもっと違うところにある、ということと、本当に漏れてはいけない情報って何か、今一度考える必要がありそうです。ほら、大学合格者一覧とかも、実際には個人情報を学校レベルで漏らしているのですしね。
ジャパネットが不憫でなりません。
「ジャパネットより、トマト銀行の方が問題なんだが…」に4件のコメントがあります
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住所氏名なんかより、それによって特定されえる個人に付帯する情報こそが重要なんですけどね…まぁわかって騒いでる人たちもいれば、なんか嫌、という気分で反応してる人もいる。
マスコミの対応は…まぁ、マスコミですから(笑)
特にblog上でも煽りが多いですよね。
ジャパネットに同情的なのも…。まあYBBの場合は、ローン会社や通信に乗り出そうとしていたから問題だったんですけど、じゃあドコモも個人情報の流用があったんだけど…って話ですよね。
そういえば三井住友カードの不正アクセスには、ANAカード、YBBカードが該当していたそうです。こりゃ三住が悪いですけど、なぜか騒がれませんね。
あおりというか、何が本質的な問題か考えてないのが多い。
情報を集積する、のはいいと思います。問題は表面だけなでて、これはまずい、という論調…何がまずいのかが書く側に理解できてないとしたら、受けとる側は…想像するだに恐ろしいw
感情的な水掛け論しはじめたら…宗教論争になっちゃいますしねぇ…
宗教…無宗教と言う名の宗教…
無責任と言う名の宗教…
easy going ですよね…。
Do at your own risk. という言葉はこの国は無いんでしょうか。
弱者にはある、強者にはない?