今日、バス停にこんなステッカーが貼ってありました。
とても頭の悪いステッカーです。
大体許諾を得ずに公共物に貼るのは違法ですしね。
そういうことも判らない方が支持者にいらっしゃるとは恥ずかしい。
こう書いたら、朝日新聞が悪い新聞と思ってくれるほど大衆は簡単だと思っているのでしょうかね。
新聞に偏向がないなんて嘘だし。以前のエントリーに書いたけど、メディアに米資本が5,000億の費用を投下して郵政民営化をプッシュするなどということが語られる昨今、メディアをそのまま受け入れるなんてことの方が問題。
複数の視点が存在して、その中から選ぶことが出来るのが良い社会だと思うのですが、それを記者クラブというシステムが阻害している。そのことの方がよっぽど問題なんですが、その中で朝日だけにこういうことをするというのは、それに具体的な内容を書かないというのは、何か意図があるのは明白で。自分の家に貼ってる訳じゃないしね。
それとも朝日が潰れて批判メディアが1つ減ると嬉しいのかな?
そういう輩は民主主義の下では生きていっちゃいかんと思うのだけどね。
彼らが嫌いな「憲法」には、民主主義は「不断の努力により」これを維持しなきゃならんとしている訳だから、してないから剥奪しても良いと思ってるのかも知らんね。
これも世の中の傾向かなと。
#17:35本文2行加筆。
このステッカーの頒布先が判明しました>TBを追記
」」」CNN」」」 朝日新聞不買ステッカー完成告知
#18:25 追記
屋外広告物法によりますと、第3条で「(広告物の表示等の禁止) 都道府県は、条例で定めるところにより、良好な景観又は風致を維持するために必要があると認めるときは、次に掲げる地域又は場所について、広告物の表示又は掲出物件の設置を禁止することができる。」「4.道路、鉄道、軌道、索道又はこれらに接続する地域で、良好な景観又は風致を維持するために必要があるものとして当該都道府県が指定するもの」への広告の掲出を禁止しており、大阪市屋外広告物条例では、これについて4条2項③にて「街灯柱(道路法(昭和27年法律第180号)第18条第1項に規定する道路管理者が設置するものに限る。)、信号機、道路標識及び歩道柵並びに車止め、里程標その他これらに類するもの」への掲出を禁止しています、
かつ、政治団体の活動であっても条例7条の2で「政党、政治団体、労働組合その他の団体又は個人が政治活動又は労働組合活動のために表示する広告物で、市長が定めるものについては、第2条及び第4条の規定は適用しない。」との除外規定があるのみで、このステッカーは該当しません。大阪市条例では「30万円以下の罰金」です。法人の使用人が行っても同様の罰則が法人にも与えられます。
ということは、
この団体の代表者がこの事案に関連していないか、警察は事情聴取してくれないと困ります。だって国家公安委員長が「ジャニーズ飲酒事件」で「科料なら事情聴取するべき」って介入して、事情聴取させたじゃないですか。これは罰金ですから、なおのことですね(笑)。まさか左右によって対応が違うなんてことは言わないでしょうね?(笑)
このように権威主義というのは、いろんなところで不整合を招くものです。
「メディアが「偏向」は当然。」に11件のコメントがあります
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神戸市の観光サイトを装って、朝日新聞と共産党の批判をえんえんとしているサイトを見たことがあります。変なものを見た、と思いました。どうもそういう「偽装?」は多いようで、「加賀温泉」とかのものも見ました。なぜ堂々と「観光写真専門ではない」というふうにできないのか?と思います。
各種BBS・ブログでも彼らが跋扈していますが、どうも単に自分の冴えない状況を朝日や社会党(=学校の先生はこの二つの支持者が多かった)、等々のせいにしてウサ晴らししているだけの人も多い気がします。
>D/Tさん
そういう面は十二分にあるでしょうね。
最近森田実さんのコラムを拝見していてふと思ったことがあるのです。
というのも最近の日・中韓の対立軸が、実際には日本を世界から「スピンオフ」するためのアメリカの策略だったら…という仮説です。その前に資産を「世界」市場に収奪するために郵政民営化というのであればアメリカの国益には願ったり叶ったりです。
まあ中国はアメリカの傀儡に(日本のようには)なりにくいんでしょうけど。
◆木偶の妄言◆
http://brotherjin.exblog.jp/
ここのblogの各記事に付くコメント数を見るに、好き嫌いの次元のみに留まって
小泉政権や旧日本軍と、自分個人の利害は一致していると信じている者が少なくないのかな、と。
後は、「日本人なら当然主張すべき権利」を”いかに強力に主張するか”だけを問題とし、
手段が批判相手と同レベルに低次元でも、それは不問。
同時に、地位協定批判は日米安保否定などと言う、ゼロサム2極理解力。
そもそも、いつから特定国を無視しても「自存自衛」できるほど、
日本国は貿易に依存しない経済になったというのだろう。
書き込みに使っている、そのPC内部のメモリやコンデンサや3.5"HDDや
キーボード、マウスにいたるまで、どこで組み立てられているか知らない訳でもあるまいに。
>Teruさん
絶対的服従関係にある支配者が、条約・協定などがあったとしても履行するタイミングなどを含めて、自国の権益に最も有利なように進めることができるのは当然ですからね。何時間以内に履行するなんてこともないし、
それは日ソ不可侵条約を信じていた国らしい「言い訳」に過ぎないんですけどね。
日本の技術、資産が無視できないからこと、日本は国でありえているわけで、その2つを中国と米国に「収奪」されればどうなるのか想像できないのは幸せな「平和ボケ」なのでしょう。
Challenging TB added…. LOL.
…TB先からお越しになられた皆さんへ。
小生は現在の政府であれば、自分で外交政策も満足に出来ず、何にせよUSの動向を見なければ何もできず、安保も履行されない可能性すらあり、しかもUSの政権により政策転換を簡単に迫られる位であれば、USに併合せよという意見が出てきて当然かと思います。しかしながら「国粋主義」の皆さんにはそれがない。ましては国益を経済政策と併せて語れない。それはどうかと思います。そして意見が「全て同じ」。気味悪いです。申し訳ないけど。このステッカーに関する議論と同じでね。それは自由な発想の欠落だとも思います。
ある意味オウムなどと同じ根幹があるような気がします。
「与えられる安心」。
…自由は獲得するものだと思うのですけどね。
最後に、このwolfyさんの文で一番まともさ(失礼な表現かも知れませんが、お許し下さい)を感じたのは、ステッカーに対し、「頭が悪い」という表現をされ、その理由を説明されている点です。流行りみたいな物でしょうが、ネット上では「イタい」という表現が乱用されていますね。この表現をされた側は、幾ら反論しようと「やっぱりイタい」と切り返されるので、そこで対話が成立しなくなる訳ですし、見下された様な不快感を受けます。良くこの言葉を使って勝ち逃げを誇る様なブログが目に付きますので、余計にそう感じてしまいますね。
長文失礼しました。
しかし靖国問題等の先の問題はまた別に考えるべきでしょう。反対を表明する日本人がいても、戦争に対する嫌悪の情が理由である場合もあります。ここで、自分と反する意見を消そうとするのが恐ろしいですね(そして、その場合にしばしば人格攻撃も行われます)。自分と反する意見があるからこそ、逆に言論の自由が立証される訳で、それを排除すれば、それこそ言論統制が存在する北や中国と変わらなくなります。右も左も、つまるところは言論統制でしょう(もはや右と言うよりは、憂さ晴らしに終始している様な場合も見受けられます)。
第一売国奴っていう言葉が今の時代に多用される事自体がおかしいですね。意味をはき違えたような意見が多いです。「日本人なら~」というのも良く目にしますが、これも自分を日本時代表の様に捕らえている場合がありますね。例えば中国の反日デモ、あんな風に十把一絡げで日本人を痛めつけたり、事情を知らない様な幼児までが笑って投石に参加している様子を見れば、誰だって腹が立つのではないでしょうか(この問題に関し、朝日は「中国ばかりを攻めるわけにもいかない」と書いており、これは中国よりとされても仕方ないでしょう.
自分の事を日本人の代表だと勘違いし、反論する人間=売国奴,共産党員,在日朝鮮人,朝日社員,中韓に決めつける人間のなんと多い事か。こういう流れは某巨大掲示板群ばかりかと思ったら、ブログでも思想表明がしてある事が多いです。私は別に中韓の回し者でなく、ただ意見が偏らない様に努めているつもりです。その上で、朝日新聞の購読反対のステッカーは自己満足に他人を巻き込もうとしているだけの物に思います。今流行っている『嫌韓論』についても、あちこちで「本当の事」「何冊か買って配りたい」という意見を目にしますが、正しいかどうかは問題の当事者が言ってもいまいち説得力に欠けますし、韓国を煽り立てるだけで何ら良い影響を及ぼさないと思います。
こんばんは、久々に物事を客観的に表したブログを見つけることが出来、なんだかホッとしています。政治関係の用語をネット上で検索して出てきたブログやBBSは、どれもこれも「アカヒ」「チョン」と言った単語がしょっちゅう書かれている上、少しでも反論しようものならすぐに「在日乙」だの「アイタタタ…」だのまともな論議にならない場合が多多くて、現状の情けなさに辟易しています。議論が行われば行われたで、最初から同じ思考の方向性の人間ばかりがいるため、結局生産性のない流れになってしまいます。私はそうした議論は主に傍観していますが、議論の最後の方を見てみるとたいてい「論破した」という事になってますが。
>leaperさん
過分なお言葉をありがとうございます。単純に自分が相手の見解に立ったときにそれが賢明に見えるか、という概念がこれらの方には全くないことを懸念しています。要するにそれは「独善」なのですよね。それもそういう本を「配りたい」…ということは、配っちゃいないのですよ。言葉だけの「遊び」なんですね。
個人的に今の中・朝の言論意識は、戦中の日本とさほど変わらないと思っていますが、その時私たちがどうすれば良かったかということを「反省さえしていれば」容易に対処法が見える筈なのです。その想像力すらなく、紛争を煽っている。恐らく意図的に。
その構図の背景を読まなきゃならんのだと思っているんですが。
アジアの不安定化で得をするのは誰かを。