結局、当確だった2003世界陸上銀の野口みずきさんと、あとの2人は、2003世界陸上4位で2004大阪国際優勝の坂本直子さん、2001世界陸上銀で、2004名古屋国際優勝の土佐礼子さんが、五輪代表に選ばれました…。
と書いちゃうと、2000シドニー金、で東京国際2位の高橋尚子さんと過去の実績もそれほど遜色あるとは思わないでしょ? あえて言っちゃえば、なんでそんな時期に野口さんに当確出しちゃったの?という事位。
それ以上にヒントになったのは、昨日の大阪国際後に某選考委員がフジテレビに語ったとされたこの言葉がポイント。
「坂本さんの30~35km、16分台は凄い、評価に値する。ただ終盤強い選手を選びたいと思っている。」
選考レースで終盤強く、再逆転した土佐さんと、終盤大失速した高橋さん。この違いが出てしまった形。というよりも実際には、高橋さんと坂本さんで選考が行われたというのが実際のよう。
2年土佐さんのように大きな怪我をしたわけでもないのに、選考レースであの弱さを見せてはどうか、と思うし、実際過去の選手も2度の五輪の間で強かったのはただ1人、有森裕子さんのみ。日本のマラソン選手はそれほど寿命が長くなく、高速化とともに疲弊も進みやすいんじゃないかなぁ、と素人考え。
どっちにしても選ばれた選手も大変ですわね。誰かメダル取らなきゃ選考委員と陸連つるし上げ間違いなし。それをどう回避できるのか、そこが本戦の見どころになっちゃいますね。
「女子マラソン:選考委員が昨日与えていた「ヒント」」に2件のコメントがあります
コメントは受け付けていません。
まいどのことですが、wolfyさんに解説していただくと分かりやすいです。
で。
陸連はアテネのコースを終盤型もしくは後半に勝負が掛かる「コース」と踏んでいるんだと思います。問題は、アテネの「勝負」が後半ウェイトかどうか。私は「勝負は前半でつく」と考えています。
だから……陸連つるし上げの運命じゃないかと。
おそらく、35km以降が下り、30~35kmが一番厳しい上り、というのが選考基準の
大きな部分を占めたのでしょうね。
逆に誰かメダルを取れば、国民と日刊ゲンダイがつるし上げになるといいんですが。
(でも彼らは無責任と^_^;)
2年休んであの結果じゃ、Dragons川崎投手への仕打ちが可哀想過ぎます(^_^;