今回の合併・買収提案の筋がかなり見えてきました。
基本的に、BW・Buの2チームは、プロ野球再編(1リーグないし、事実上の2リーグ交流戦制の地区制)を念頭に置いて、合併提案を4月の段階で開始した訳です。ただ、近鉄は自分の面子が事実上潰される形の合併になることから、反対筋がリーク。その結果、合意前に公表され、近鉄の面子重視の「大阪ドーム」、愛称「バファローズ」の報道が流れます。
そこで、あわてた選手会。ファンを考えてではなく、事実上の雇用確保対策として、フィクサーを用い、ライブドアを擁立に成功。メディアとして合併報道を行ったという筋です。
結果的にもしリークが無ければ、というよりあったとしても、名目であれ1リーグ制の方向は既に決まっており、10チームにする手だての最中に公になってしまった、とも読める展開になっています。
とは言え、パの赤字体質はずっと変わらず、経営環境が激しく変わる経済の中で、現状の体制を続けられると考えるのも問題があるように思います。チームを減らすことも問題ではありますが、単純に続けるのも問題。経営者にもファンにも痛みを伴う改革しか、正しくないのかも知れませんが、それは合併・買収どちらも真ではないように見えますが、さて、どう動きますか。