コエンザイムQ10の供給不足はいっそう深刻になっているようです。
「ケンコーコム」では、大塚製薬のライセンス商品「NatureMade」ブランドでのサプリメントを販売していますが、延べ6,000人分、2万個(売価3,000万円分)の受注を注文から2ヶ月以上後にキャンセルしました。供給可能になった後、キャンセル該当者には1人1個提供するとのことですが、大塚製薬には原材料不足で、提供に「2年以上かかる」との回答をしているとのこと。(ITmedia ケンコーコム)
発端はまたもや関西テレビ制作「あるある大辞典Ⅱ」なのですが…
DHCではついに受注停止、FANCLでは「5ヶ月待ち」の異常な状況。実はブームになる前のCoQ10は日本はこの2社が引っ張ってくれたおかげで、アメリカより安い状況が生まれていました。通常、30mg60錠は$15~$25に較べ、1,500円程度。それが原料不足→高騰になり、輸入業者では製品ベースで$30程度で日本国内に販売している状況になっているようです。
まあ、いずれにせよ、行き過ぎの感がありますね。しかし、原料がミトコンドリアであることが今回初めて明確に伝えれられたことが面白くもあり、何のミトコンドリアであるのか知りたいところでもありますね…。
USへ行かれる方は Walgreensや TARGET等でストアブランド買われると日本の半値くらいで買えますよ。眠くなりにくい抗ヒスタミン剤「クラリチン(ロラタジン)」も、USでは既に処方箋不要の一般薬。ブランド品の同効品は40円/錠(=1日分)位で買えると思います。この春は花粉、大量飛散になりそうですので、仕込んでおくのも良さそうですね。