TBSの開局30周年番組という位なので、1985年の作品。
終戦時の鈴木貫太郎首相にスポットを当てた3時間ドラマ(実時間2時間31分)。
当時のテレビというのは凄かったなぁ、と思う。
CSなのでCM一切カットで見せる訳だけども、それで間延びがしない。皺一本で見せる演技も凄みがあった。
テレビでそういう演出が許された時代。
その時代と今の時代に共通する問題もあったけれども、その主張に(小生は同意するけれども)賛成出来ない人も、森繁久彌さんや芦田伸介さんの終盤の表現力に集約される部分もあるのだけど、見る価値がある番組だったなぁと感じました。
直後の同局40周年番組「こちら俘虜放送局」との(内容はともかく、演出・演技のクオリティの)差異も、ある意味おもしろく見ましたが…。
BS-TBSで放送しないのがもったいないと…
放送:
2009/08/09(日) 12:00-14,35(CS初出-放送済)
2009/08/21(金) 19:00-21:35