選挙に向けて、ある意味思考が深まっていかない、停止状況にあるのは、インターネット上の各サイトでの「巨大(だった)与党」のくだらない広告垂れ流しのせいかどうかは知らない。あれって全く逆宣伝だよね。と。
ネット上の動画サイトでの自民党の広告が話題って、取り巻きが高評価を付けて、他の人がそのコメントと合わせて気味悪がって見ているってことが、当の本人にはわからないんだなぁ、と感じる。まあ、国産動画サイトのユーザーがどちらかというと現与党寄り。その集団は著作権に関する意識が低い人が多いってことにも皮肉ながらなるので、やむを得ないかな。
そういうのが「クローズなコミュニティ」がマスに出る時に起こる一番難しい問題。そのコミュニティにいる人間は「市民権を得た」と考えるけど、実際には興味の対象でしか見られていないって事が良くある。双方に思考の停止が起こっている状況とも言える。
まあ、実はどちらにとっても良くないことなんだろうけれど。
「(前略)依存一点張りで
漸く今になってあわてて転換せんとしてもがいている現状である。
「もと」がこんな有様では(中略)も高が知れている。」
こんな投書
(「もう少し丁寧に消して貰い度い」から、
当時の体制寄り書き手ではあろう)を巡って巻き起こった、
http://www2.ttcn.ne.jp/~heikiseikatsu/rekisi/kurayami.htm
「「空」昭和16年」読者欄を連想してしまう話ですね。
これに反応した、当時の読者投稿の方から、
http://www2.ttcn.ne.jp/~heikiseikatsu/rekisi/kurayami2.htm
更なる「充分の検閲を願」ってみたり、
「氏が(中略)のスパイなのかと疑った程である。」と掲載されてみたり。
現代で言うなら、
「仮面」掲示板ゆえに「玉(ぎょく)」ありだとして、
「或絶対的な書込みにより真意探知したり」とでも浸るのかなと。
そういう次元では、「自称:某掲示板管理者」が、
民事裁判による請求は無視しつつ、
既存の商慣行に乗じて、公然と徴収しようとしている構造に目が届くのかどうか。