昨日(6/13)に1つのツイートがありました。
で、実際サッカーファンの方々が、潰れたところなんてあるかなあと言っていたら、
で、関連あるか不明だけど
と続いている訳です。
で、2つ目のツイートでは
・自らの誤記の可能性を「人から聞いた話だけど」事実、とした問題を回避しようとし
その次にここで書いたツイートでは
・そうRTされることに意味があって、誰がそうしたのかという理由を含めて同意しているのが嬉しい
という解釈にも取れる訳です。
まあ、これは過分に解釈しているかもしれません。しかしながら,最初の発言は9000人にRTされている(ほとんどアニメーション系の方に)というのが非常に気持ちが悪い状況になっています。
この方はコンビニ系の業務をされている方のようにも見えます。
しかしながら、3チェーン(ローソン、ミニストップ、サークルKサンクス)のホームページから開店閉店情報を管理されている方がいらっしゃいまして(Postmapさん)そこの閉店DBには、2011/8/9以降の信濃町・千駄ヶ谷周辺の閉店情報はありません。
また、情報源としてどうかと思いますが、地域BBSにも、コンビニの移転情報はあっても、ほとんど閉店情報がないような状況になっていますし、この件がガセという記載まであります。(それへのリンクは貼りません)
他を2,3調べて見ても、国立競技場周辺のコンビニが閉店したという情報はありません。
どうも結果的にせよ「嘘」の情報が9000人以上を通じて拡散されている状況に間違いはないようです。
その方は数時間前にRTされていた、サリン事件関連での逮捕事件に起因して、マンガ喫茶店員が懸賞金をもらえない、というRTがあり、感想を述べていらっしゃいました。でも、ソースは何でしょうか。
ツイートをYahoo!のリアルタイム検索でさかのぼると、こういう流れが見えてきました。
(時間は6/15 20:00~20現在)
つまり、憶測が事実とすり替わってしまっているのです。
但し、市川市福栄における英国人女性殺人・死体遺棄事件のケースで、報奨金の支払い決定までどれ位の時間がかかったかご存じでしょうか?
逮捕されたのは2009/11/10でしたが、報奨金の支払いの発表までに34日を要しております。
逮捕即判断がされるものではありません。
市橋被告逮捕 協力の4人に1千万円 報奨金支払い発表
朝日 2009年12月24日18時44分
千葉県市川市で英国人女性リンゼイ・アン・ホーカーさんが殺害された事件で、警察庁は24日、市橋達也被告(30)=死体遺棄、殺人、強姦(ごうかん)致死の各罪で起訴=の逮捕に協力したとして、4人に報奨金計1千万円を支払うことを決め、発表した。同庁によると、報奨金を国費でまかなう「捜査特別報奨金制度」が2007年4月に設けられて以降、初の支払いとなる。同庁によると、1千万円は逮捕への貢献度に応じて分配され、来年1月ごろに支払われる。協力者の秘密を守るため、4人の氏名や個々の受取額は公表していない。
なのに決定したかのように言っている。ちなみに当時も1000万円満額支払われないと決めつける書き込みが掲示板などにあったようで、この経緯を調べる際にもたくさん引っかかってきました。書いた方も信じた方も、ほとんど責任を感じてはいないでしょう。
人の伝聞でもこのように内容が変化することと、事実として誤認することによって、また問題を発信することによって拡散してしまう。その問題をこの2つの案件が示してくれたかのように思います。
情報を発信すること、を改めて考え直す好例と感じました。
先日の「国立競技場のローソンが潰れた」とのツイッターでのデマ拡散(結果的にせよ、他の集団を貶めることによっての特定集団の自己礼賛)に関して、当該ツイートを掲載された方の後のツイートを以下に記録しておきます。
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