Gm. 2 兵庫 76-79 三菱名古屋: Serious Fun. 

By | 2013/09/30

2013/9/29 NBL 第1節2日目 @神戸市立中央体育館
兵庫ストークス 76-79 三菱名古屋 (20-17, 35-34, 54-60)

bjリーグを見ていた頃、よく見た光景。それは下位チームが善戦した翌日大敗する。実は自分もよくあった光景を想像していた。
実際に見たものは、最後の1秒まで勝敗を争う、クロスゲームだった。

惜しかった、4Q一時10点差が付いて、そこから良く追いついた。ホールのFTがと言う人もいるかも知れないけれど、チームFTは11/12、つまり落としたのはあの1本のみ。ゲームとしても、1Qの最後2分と3Qの始め2分。あの時間帯で崩れただけ。でも朝山のどオープンの2本は声をかけていれば防げた。しかしながらゲームとしてはその失点をカバーできる仕事もした。

ただ、あえて言えば、最後の1分のメンタリティには少し疑問がなくは無かった。
例えて言えば、勝つ自信のあるとか、信じるそれではなく、勝つことに憧れるチームにあるようなゲーム。

勝つためには相手を卑下する必要はないけれど、相手を飲み込んでしまうくらいの気持ち。それがなくとも勝つと信じることが必要であって、そこから何をすべきかということになる。そこが「厳しいシーズン」という言霊が乗っかってしまったようにすら感じた。いや、厳しいのだろう。選手もほぼJBL2の時とあまり変わらず、企業チームなどの様に予算が潤沢にあるわけでもない。それが事実としてある。

けれども、ゲームの質は昨年とは全く違う。よりいい対戦相手と、より高い質のゲームをしている。それも事実で、飽きない。
本当に、7週間前の練習試合を思うと、ここまで来たんだなあと感じるゲームだった。変なファウルも少なかった。

松山のORからのフォローのジャンパとか、中西のレイアップとか(ただ、その下のホールのスクリーンもすごかった)。
ホールのゲームタイムをコントロールして、奇数Qに外国籍が1人になる時間もあったものの崩れなかった。

でも及ばなかった、惜しかった。でも1週目にこの言葉を吐く事ができるなんて、想像もしなかった。
今はそれで十分。
但し、通過点として。それは忘れず。

ただ、私達は下位のチームである、という思いこみは、捨てて良いと思う。
ここまでのゲームが出来るのだから、あとは自分達のプレーを信じて、磨きをかけるのみ。

本当に楽しい2試合だった。

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