NBL 2013-2014 第1節1日目 @ 神戸市中央体育館
兵庫ストークス 65-77 三菱名古屋 (16-19, 32-38, 53-62)
ついに兵庫ストークスの「シーズン3」。そしてNBLの「シーズン1」がスタート。
つくばの運営会社変更なども含め、安定とはほど遠いところにありますが、後で昔話にできればいいといいうのが、今の立ち位置なのかなあと。
その兵庫ストークスは、2011のJBL2開幕戦、黒田電気にファーガソンが孤軍奮闘の敗戦(L/67-84、ホーム開幕で(今になったら相手チームの順位などから、とも思いますが)ようやくの初勝利 W/80-70(ビッグブルー東京海上日動)。しかしファーガソンは脚を完全骨折し、試合中落雷で試合が中断、その中断でリフレッシュしての勝利というひやひやぶり。あ、そのアウェイでの開幕戦のファーガソンのビデオがYoutubeに>ここ
初めというのは厄介なもの。NBL初戦も、プレシーズンを見ていて、何かやりそうだなあという雰囲気はあったけれど、まともに相手が来てくれるゲームでは、今年1月の天皇杯、前半27-44で途中からペースを下げた三菱にそれでも62-85。普通にやれば30点差くらいで負けるだろう、と思うのは仕方のないことです。
ただ、3Q途中まではしっかりゲームをし、守備(D)からペースを掴むゲームをしました。(違うリーグの取締役の表現を使うと)「見た目4人外国籍選手」のチームに対し、リバウンドも上回りました。一時は57-55と1バスケット差のリードも奪いました。
しかし。終わってみると、きっちりピリオド毎に3点差。今のショット精度では、いろいろ上手く回らないと勝てないのは正直なところです。練習からストップ&シュートの精度が違うんで。松崎の2Qでの3PF、3Qでのビリーの4PF、で、ホールの3PF目が大きくって、ところどころで流れを切ってしまった。その流れを淀みなくしないと、今時点では三菱さんにはなかなか勝てないなあと。
オフェンスがプレシーズンよりも動けていたのも事実で、和歌山2戦だとかのように止まる時間がそんなに無かったのは光明。問題点はDのダブルチームの後のケアがルーズで、そこで12~17点くらいオープンで食らっていて、そこが明確な点差。あとが外郭の正確性。
今日のゲームはプレよりもかなり良くレフリーは吹いていたと思うけれど、試合前にフォアアームの使い方について、三菱の選手がレフリーに聞いていて、直角程度にベント(折り曲げた)腕はOK、そこから伸ばすとアウト、のように説明していたように見えたのですが、試合が進むにつれてそれはどこかに行ったようでした。例えば、Dが横に身体ではなく、折った腕(肘)と脚でディフェンスに行ってもファウルに取られず、引っかけられた側がオーバーリアクトしないとコールされない、というなんだかなあ、な展開。その辺りのフロップ気味の動作が三菱さんは上手かった、けど、それで慣れるゲームをすると、国際試合で吹いてもらえず、って展開になって詰まるような気がするんだよねえ… とか思ったりしましたが、まあそれは my 2 cents worth ということで。
そういうところではなく、しっかりしたもので、成長して行って欲しいなあと思います。だってうちはまだ、1950年代の「広島カープ」ですから。
意外とやるかな、と思った開幕戦でした。12月にはしっかり勝てるチームに。今ラッキーで勝つべき相手じゃないです。勝つならしっかり勝ちましょう。あ、明日(UPした時点では今日ですが)でもいいですよ、もちろん。