2013/10/26 NBL第5節2日目 神戸市中央体育館
兵庫ストークス 87-77 熊本ヴォルターズ (16-19, 46-29, 65-55)

正直言えば、レベルが高いかと言えば、そうではないゲームだったと思う。
だけれども、意識は強く見えたゲームなんだろうど思う。
例えば、FT%がもっと高ければ、楽に勝っていた、と言える。20/30(67%)。
ただ、よく考えれば熊本も18/28(64%)。
精神的にゲームとしても削り合いだったと言ってもいいと思う。
結果、TOVを21も喫している。相手も17とは言え、今後の課題。

でも、最大の課題であった4Qの意識があった。困ったときに1,2人のスコアラーに頼ってしまう訳では無く、4Qのファウルゲームに行く前だけを挙げてみれば
谷3,高松3.梁川2,道原2+1,ホール2+1,道原2
得点者が5人、しかも散っている。カットしてのスコアが多い。
しかもピリオドエンドのスコアは全て兵庫。
こういう全体的な意識のゲームが見たかった。
それが全体に見えたのはいいことだった。

実は1Qに関して、16-19でリードされていたけれど、6分弱経過したところで5-13のビハインド。
でもしっかりアタックもして、5つ目のファウルをドロー。(L: 4:07)
組立ても変ではなかったので、全然負けている気にはならなかったんですね。やがて追いつくと。
で2Q見事な「追い越し」。

中西もリバウンドを修正し、ファウルをドロー。EFFは15と素晴らしい活躍。
ただ2Q中盤足首をひねって、一時退場。ファウルが嵩む結果になったが、よく相手を抑えていた。
外角もチェックが全体的に良かった。熊本に昨日ほどのスピードが無かったのは熊本・ジョーンズ対策が良く出来ていたと思う。それでも点は取られているが、気持ち良くプレーをさせなかった。

ホールも4Qメンタルが壊れることが多かったが、カウントになったショットは白眉だった。苦しんだけど、よく我慢していた。
ただ、4Qを「作った」のは梁川の功績が大きい。今日のMVPだと思う。

まだ正直足りないことが沢山あるけれど、たくさんの人に意識が伝わるプレーで賑わうように。
そこからチームを大きくすることもあるので、選手もコーチもできることをする。
今日はベンチワークも良かった。ファウルゲームでファストブレイクをさせないように、2FT目でホールとナイトを入れ替え続けたのは驚いたけれど、ジョーンスの足を止めた。こういうことも必要。指示も3Qの一時を除いて試合を通して出ていたように見えた。
選手もそれに応えていた。

とにかく欲しかったものをチームは手に入れた。
今日は、それだけでいいかな。

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#2名の選手のけがが軽いことを祈ります。

22:50, 1Qに関する部分を記載。

投稿者 wolfy