NBL 2013/11/09 第7節1日目 三田市駒ヶ谷運動公園体育館
兵庫ストークス 75-74 つくばロボッツ
(15-21, 35-34, 52-57)
以前の@つくばのゲームで感じた、つくばのリバウンドの強さが非常に薄かった。とはいえ、つくばの3Pは健在。
序盤のオフェンスは兵庫は堅かったものの、ボールは動いていたし、アタックも悪くなかった。
とはいえ、パス&3Pは結構放り込まれた。
2Qエンドの中川の3Pのチェックの遅れと、そのままの流れでの3P4本食らっての5点ビハインドで終わった3Q。
ただ、不思議なことに、自分は負ける気がしなかった。
ボールを動かせていたので2Qの速い段階でサンダースに2PF目を与えて下げさせたように、彼にフラストレーションが試合中たまっているかのようで。
前半はナイトが引っ張った形になったものの、3Qはそれが仇というか、ナイトだけが得点を取っているような感じ(11/全体17)。
ただ、4Qは違う形での得点が相次いで。
序盤FGを浴びて7点差。そこからターニングポイントになったのは松崎のテイクチャージ。
2点差まで追い上げて、松崎→中西に Give-and -goで同点。田中にきっちり中西がマークしてペイントでの2Pを外させて、また松崎→中西への Give-and-go.
ここでつくばは河相を出して来て、キャッチ&ジャンパの連続3Pで6点ビハインド。ここで残り4分。
ただ、3Q 4/6だったつくばの3Pは、この2本以外は4Q 0/5。
このQのシューターへのカバーは兵庫は丹念でした。で、残47秒で71-72
このように中盤は中西、最終盤に松崎・谷、得点の軸が変わっていき、上手く機能していく。
この後2回のつくばの2FT。
会場も大きなブーイングで、各1本落ちたことが大きかった。
間のオフェンスで谷がミドルのジャンパを入れていて、1点ビハインド。
で、ラスト3秒のオフェンス。
梁川がホールと2人でサンダースを挟み動きを遅らせてホールが反対側へ。
そこに絶妙に道原がスローインでロブを入れて、慌てて入ったサンダースを交わしホールがボールを確保してそのままリングにボールを「預ける」
そこに梁川とのマッチアップだった中川がチェックするも、ボールは2回リングを蹴って、そのままリングに。
レフリーが手を上げて、計時終了をオフィシャルに伝えた時点で、時計はゼロに。
以下はその3秒の画像を。
今まで、終盤に抜き去ったり、4Qの強さを見せる展開を明確に見せたのは今季初めてだったと思います。
この展開はチームに取っても非常に良かったと思います。
なにより、スタンドが盛り上がってたですからね。それもある意味一番だったかも。
つくばは悪くなかったんですが、ゲームの山場がちょっと違ったかなぁという感じでしたね。
最後の残り3秒で、2回連続でタイムアウトを使い切ってしまったのも、もし時間が余った場合、ハーフコートからプレーできた訳ですから。
例えば、ホールのFGがリングを蹴らず沈んでいれば、あと1秒残っていました。
そういうちょっとした違いだったのかも知れません。
そういう意味でも、バスケットボールならではの楽しさがあったゲームであったとも思います。
とても良いゲームでした。