ということで、久々に缶コーヒーについて書きます。
当方は基本的にコーヒー党で、最近はバブルの頃にあった「1缶のコーヒーに豆を15g使いました」(キリン Jive Old Beans)みたいなものはすっかり消えてしまい、標準的なサイズの缶コーヒーに使われるコーヒー豆の量は5g、多くて7g程度と言われるようです。
最近でも伊藤園さんのTully’sなどで「2倍量」の豆を使用しているものがありますが、どうも物足りない。それは香料を使っているからかなあと。なんだか嫌な香りが鼻をついてしまう。まあ、ブラックで飲めるのは、当方はダイドーの「デミタスブラック」ですが、最近はそれも物足りなくって、コンビニコーヒーがあるので、それをついつい選択しがち。特に冷たいとなると余計に淹れて置いたのと、淹れ立てでは違うと。
で、ダイドーのロング缶(250g)のアイスコーヒー(加糖)も悪い選択肢ではないのですが、ちょっとボディに欠けると。
ところがこの春、期間限定でこのような缶コーヒーが出ました。「ブラック」でおなじみUCCからの「シングル・スピリッツ」シリーズの「ブラジル・カフェジーニョ」
このシリーズは、前の「ベトナム」も非常に評価が高く、マニア垂涎の一品(マジですよ!)だったのですが、この「ブラジル」も缶を見ただけで自身のほどがうかがえます。
「原材料:コーヒー、砂糖」以上。
香料もなく、安定した香りを出すのが、本当にUCCはブラックで得たノウハウを上手く生かしています。
カロリーなどを見ますと
155ml缶と小さく、18kcal/100ml (1缶約7gの砂糖相当) 多くはないですが少なくもない。ところがこの甘みをしっかりコーヒーが受け止めるのです。
で、最近ありがちな、「深入りの豆の苦みでコーヒー自体の味がない」こともありません。フルボディーで濃いのだけど、苦さもさほど感じず、酸味もきつすぎず、バランスが取れている。しかも缶コーヒーなのに、香りが落として数分したものにひけを取らない。
ミルク入りのコーヒーがお好きな方でも、ちょっと足せば合うかなと思う位。無糖版もあれば面白いかなあと。「UCCブラック」ですら、ああ、別物、と思うくらいの衝撃があります。
こういう缶コーヒーは本当に希有ですので、コーヒーがお好きな方はもし見つけられたら、一度おためしください。
残念ながらコンビニで置いてるところはほとんどありません。自販機でもUCC、最近は共有販売機になっていることが多いので、もしかすると100円販売機で売られていることがあるかもです。
ケースで買われたい方は、楽天市場のポケットコンビニにて、2072円/24缶で販売されています。(2014/6/20現在)。
何あろう当方、2ケース取り寄せました(^_^;;
車に乗るとき、冷蔵庫で冷やしたのを車に持ち込むので。運転中はちょっと糖分が有る方が、脳が疲れないですしね。
何分この2014年の春夏限りと思われますので、興味の有る方はお早めにどうぞ。